ここから本文です

ギリギリまで働いて、不倫に堕ちる…仕事を抱え込むキャリア女子がハマる蟻地獄

2019/12/7(土) 18:02配信

Suits-woman.jp

500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。

今回は、キャリア女性に急増している「仕事を抱え込み、負のスパイラルに陥ること」についてのお話です。

無茶ぶりを繰り返す上司の期待に応えてしまう

大手流通企業で営業職として働く弥生さん(仮名・31歳)が、2年前に同業他社から転職した理由は、前職があまりにもブラック職場だったからです。

平日は、ほぼ終電での帰宅。休日も何かと仕事があって出勤し、出勤しなくても自宅でパソコン画面を見ながら、ひたすら仕事をしていたとか。

体力的な限界もありましたが、それでも頑張ってこられていたのは、不倫相手でもあり上司でもあった彰さん(仮名・42歳)の存在があったからでした。

彰さんはカリスマ性のあるリーダーで、弥生さんに対して無茶な指示を頻繁に出してきたり、ミスに対して厳しい叱責をしたこともあったそうです。その厳ししいプレッシャーや仕事の大変さもあって、弥生さんが体を壊したことは一度や二度ではありません。

それでも仕事をやり遂げたときに、かけてくれる優しい言葉が、弥生さんにとっての救いであり、癒しでもありました。

そのうちに、彰さんと弥生さんは男女の関係になっていったのです。彰さんは既婚者でもあったので、多忙な2人は、休日に弥生さんの部屋で過ごすことが増えました。彰さんは「妻とは今は不仲で、いずれは離婚する」と弥生さんにささやいていました。

残業も休日出勤もない会社に転職するが……

しかし、ひょんなことから、彰さんの奥さんが最近出産していたことが発覚。騙されていたことを知った弥生さんの心は、大きな音とともに崩れてしまったのでした。そして、仕事はそのまま休職。心の傷が癒えた頃合いを見計らって、現在の会社へと転職したのでした。

転職先の会社は「サービス残業はもちろんのこと、過度の残業や休日出勤のない職場です」と担当役員が説明したように、基本的には19時には全員退社し、休日出勤は禁止という会社です。しっかりと休みが取れることで、ずいぶんと弥生さんの心にも余裕ができました。

そこで、新規の取引先を開拓したり、チームメンバーの仕事をサポートしたりなど、率先して仕事に取組みつつ成果を上げて、入社してから1年もすると、管理職に抜擢されます。

当初は、管理職としての立場に戸惑いを感じていた弥生さんでしたが、入社1年とはいえ、業界でのキャリアは長い彼女。管理職としての実績を作っていくことに、それなりの自信はありました。

すぐに部門全体の仕事への取組みに対して、改善をスタート。さらには結果の出ていない社員への教育のため、弥生さん自らが、研修を実施。必要に応じて、現場レベルでの細かいサポートも施しました。

その成果は、弥生さんが管理職になってから、3か月ほどで現れました。弥生さんの部門では、過去最高に匹敵するほどの月間業績となったのです。これは近いうちに、過去最高の業績を更新するのではないか、部門内ではそんな機運も高まっていきましました。

しかし、弥生さんの心は少し違っていました。業績が伸びることは嬉しくもありましたが、実はそれと比例するように、弥生さんの帰宅時間が遅くなり、休日も仕事をするようになっていたのでした。結果を求めるあまり、あらゆることを1人で背負いこんでしまっていたのです。

「これでは、以前と同じではないか……」そんな問題意識を持ち始めた弥生さんを、ある晩食事に誘ったのが、弥生さんと同じタイミングで中途採用された、他部門の正博さん(仮名・32歳)だったのです。正博さんは既婚者でした。

仕事がわかる男性に、食事に誘われそのまま男女の関係になってしまう……増える仕事に不倫、これでは以前の自分を繰り返している!?続編に続きます。


(教えてくれた人/小川健次)
恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行う。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。
Blog : https://ogawakenji.com/

小川健次

最終更新:2019/12/7(土) 18:02
Suits-woman.jp

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事