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採点者目線で作られた「英検」の問題が英語弱者を量産する!?

2019/12/7(土) 13:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

学校教育だけで子どもをバイリンガルにすることはできません。学校の勉強を補う選択肢は複数あるものの、それでも日本人の英語力は伸び悩んでいます。今回は、その理由を探ります。本連載は、幼児英語教育研究家である三幣真理氏が、国内の一般家庭で子どもをバイリンガルに育てるための家庭習慣を紹介します。

学校の「インプット不足」を習い事で補うには限界が…

学校教育だけでは、英語で自由にコミュニケーションを取る力を育てるのは難しい。それでは、両親とも日本人で、日本国内で子育てをしている親が「子どもをバイリンガルに育てたい」と思ったとき、どこでどのように英語を習得させるのがいいのでしょうか。

私は放送大学大学院を修了する際、第二言語習得を修論のテーマとし、日本人の両親の間に生まれ、日本国内で早期英語教育を受けている児童たちの調査を行いました。調査によって、主な早期英語教育を行う機関には、以下のような特徴があることがわかりました。

◎英会話スクール

内容:グループレッスン(4~8人)が主流。1回40~60分のレッスンが週に1、2回。

講師:日本人またはネイティブ。

予算:週1回で1カ月授業料平均1万円

◎英語クラスのある幼稚園

内容:日本人が通う一般の幼稚園で、週1~2回程度、英語のレッスンを行う。1回のレッスン時間は15分程度のことも。

講師:幼稚園の先生は日本人、英語レッスンはネイティブであることが多い。

予算:幼稚園の平均通園料1カ月約3万円

◎インターナショナルスクール

内容:日本に滞在する外国人の子どもや海外から帰国した日本人の子どものための学校。現在は子どもをバイリンガルに育てたい日本人家庭の子どもも多数通っている。授業も学校の中でも生活もすべて英語。

講師:教師は英語圏または、そのほかの国からの英語スピーカー。

予算:1年の平均授業料180万~250万円

学校教育で圧倒的にインプットの質と量が不足しているのであれば、幼少期のうちから週1~2回の英会話スクールや英語クラスのある幼稚園に通わせれば、英語に親しむことができると考える人もいるでしょう。しかし、それだけでは、子どもが自由に英語を操ることができるようにはなりません。

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最終更新:2019/12/7(土) 13:00
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