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いまさら聞けないビジネス用語…「デューデリジェンス」とは?

2019/12/7(土) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

デューデリジェンス、成功のポイントは?

デューデリジェンスを行う買手会社は、売手会社の決算書、契約書などに明記されている情報のほかに、簿外債務など潜在的なリスクを全て洗い出すことが重要です。リスクを洗い出すことができれば、事前に対策を講じることができ、万が一損失が出たとしても、最小限におさえることができます。

一方、デューデリジェンスを受ける売手会社の注意点はなんでしょうか。デューデリジェンスは売手会社の内部で行われます。その際に社員などに察知されずに、スムーズに行うことが重要です。

またデューデリジェンスの期間が長ければ長いほど、社員などに察知される可能性が大きくなります。そうならないよう、できる限り買手会社がデューデリジェンスで必要とする資料をきちんと準備するなど、協力する姿勢でデューデリジェンスを短期間で終わらせることを目指しましょう。

さらに、デューデリジェンスの作業内容は専門分野ばかりです。したがって、デューデリジェンスを成功させるには、専門分野は信頼できる専門家に依頼することが重要です。自身で専門家に依頼する場合は、M&Aにおける実績もきちんと確認してください。なぜならば、M&Aの分野はまだ浅いので、M&Aには通常の業務とは異なるノウハウやスキルが必要とされますので、きちんとM&Aの実績を確認した上で依頼するようにしましょう。

なお、M&A仲介会社に依頼されている場合は、M&A仲介会社の方から各分野の専門家を用意してくれます。

デューデリジェンスの期間と費用は?

デューデリジェンスの期間は、一般的に、非上場会社、中小企業は大体1ヵ月前後で、上場企業は3ヵ月前後が目安だそうです。もちろんケースバイケースなので、調べる情報が多い場合は長引くこともあるでしょう。

またデューデリジェンスは会社規模によって工数は変わり、協力をあおぐ専門家の人数によっても費用が大きく変わります。調査する範囲が広ければ広いほど費用もかさむので、優先順位を立てて予算に合わせて依頼するようにしましょう。

八木 チエ

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最終更新:2019/12/7(土) 12:00
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