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人生100年時代の終活 最初に取り組みたい“終活3項”とは

2019/12/8(日) 7:00配信

マネーポストWEB

【2】財産の把握
 わからないと無駄も不安も増えます。貯金通帳、カード類などをすべて並べ、管理しきれる数に減らしましょう。これは服や物にもいえますが、把握するだけでも整理のスイッチが入り、楽に減らせます。相続を考える時もスムーズ。

【3】定期的な健康診断
 死ぬまで元気で人生を楽しむことが終活最大の目的です。病気にならないよう重症にならないよう、かかりつけ医と手を携えて健康管理を」

思いを形にして伝えるエンディングノート

 何からどう考えたらいいかがわかりにくい終活で、便利なツールとなるのがエンディングノートだ。終活カウンセラー協会でも終活ノート『マイ・ウェイ』を発行している。

「先述の介護・病気の告知や延命治療についての意思表示、相続にかかわる財産のリスト、葬儀や墓の希望、手配など、必要な項目がわかり、書いておくことで、家族などにもスムーズに伝えられます。そのほか人生の出来事を振り返る項目、家族への思い、これからの展望を書く項目も盛り込んでいます」

 目の前だけを見て邁進してきた現役時代とは視点を変え、人生の終焉を見据えて、どう自分らしく生きるかを、新たに考えるのが終活なのだ。

「これからの未来を描くためにも、今までの人生を振り返り、今の状況をしっかり整理することが必要なのです」

 武藤さんも6年前から書いているという。折々に新しいノートに内容を更新。ほかの市販品も含めて現在9冊目だ。

「最近、実父を亡くしたことで、延命や葬儀などの希望が少し変わりました。ノートを新しくするたびに、子供たちへの新たなメッセージを書きますし、振り返るたびに違う思い出がよみがえり、書く内容には事欠きません。年を重ねてから書きためたノートを読み返すのが楽しみです」

 また終活をすることで、自分の立ち位置がはっきりすると武藤さんは言う。

「両親に育てられてきたこと、たくさんの人との出会いがあったこと、人生は自分だけのものじゃないと改めて気づく。自分の人生や命が大切に思えてくるのです。

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最終更新:2019/12/8(日) 7:00
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