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中川翔子、今だからこそ振り返る亡き父のこと「初めてのライブまでずっと嫌いだった」

2019/12/8(日) 11:50配信

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中川翔子が約5年ぶりのアルバム『RGB ~True Color~』を12月4日(水)に発売した。アルバムには1994年に亡くなった父・中川勝彦さんが残した歌詞の断片を元にしょこたんが歌詞にまとめた共作詞曲『ある日どこかで』も収録されている。3回連載インタビューの2回目は、今だからこそ振り返られる亡き父との思い出について。

【写真】「大変だったけど、思春期のあの時代があって良かった」取材中のしょこたん

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今回、『ある日どこかで』という曲ができたのも、CDジャケットの絵を自分で描こうと思ったのも、形として残ったものがきっかけなんです。

たまたまなんですけど今年、父の実家にある遺品を処分するというお話があって取りに行ったんですけど、ビックリするぐらい、たくさん父の描いた絵や詞が出てきたんです。

きっといろいろなものが遺っているだろうなとは思っていたんですけど、それまでは見るのが怖かったんです。いざ目の当たりにすると、画用紙などに肉筆でスケッチとか色を塗った跡とかがあって、絵だけじゃなくて歌詞や言葉も書いてあったんです。それが段ボール数箱分出てきたんです。

最近、私は絵をデジタルで描いていたんですけど、それを見て、やっぱり形として生きた証を残すのって大切だなって思ったんです。それで私も原画を残したくて、今回はジャケットの絵を紙に描きましたし、CDも形として残るのでうれしいんです。完全生産限定盤『赤盤』の特典に付く描きおろしの絵本とトートバッグもコレクションアイテムとして愛おしいものになったと思いますし、手元に置いて頂けるものになったらいいですね。

ジャケットは『緑盤』が幼少期、『赤盤』が思春期、『青盤』が現在・未来を描きました。

幼少期、思春期の写真って、ほぼほぼ手元になかったんですけど、幼少期の写真はたくさん父の実家にあったんです。子どもだったので覚えてないんですけど、父と一緒に手を繋いで旅行している写真もたくさん出てきました。それを見ていると、忘れていた記憶がバーッと蘇ってきました。

無邪気に絵を描いていたことや、周りにあったものが、すべて宝石のように尊いなって思いました。他の人から見たらガラクタかもしれないけど、自分にとっては宝物ってそれぞれありますよね。そういうものをいっぱい描いてみたんです。

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最終更新:2019/12/8(日) 11:50
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