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サイバーマンデーの顧客を、いかに「常連客」にするか?

2019/12/9(月) 9:01配信

DIGIDAY[日本版]

サイバーマンデーがやって来たことで、顧客やブランドはどちらもホリデーショッピング気分が続いているようだ。

ホリデーに関しては、プロモーション期間が長くなれば、より大きな売り上げのチャンスも増える。2018年では感謝祭とクリスマスのあいだに32日間存在していたが、今年は26日となっている。アドビ・アナリティクス(Adobe Analytics)によると、2018年にはブラックフライデーにオンラインで消費者は62億ドル(約6740億円)を消費した。これは年比較で24%近い伸びとなっている。そしてサイバーマンデーの場合は19%の増加で79億ドル(約8590億円)だった。しかし、感謝祭とクリスマスのあいだの日数がほぼ1週間分も減ってしまったことで、ブランドたちはより少ない時間で多くを売ろうとしている。

セール戦略は「諸刃の剣」

ギャップ(Gap)のようなブランドたちはこれまで、割引に頼ったために大きく苦しんできた。セールでの商品購入を顧客に教え込んでしまうと、通常価格では購入しなくなってしまう。ビューティやウェルネス分野のブランドにとってはこの問題は小さいものだが、企業はただ一度購入して終わりにならないよう、ホリデーシーズンを越えて取り組む必要がある。これは特に、消費者にダイレクトに販売するD2C売り上げが大きい企業に当てはまることだ。

「下方スパイラルになり得る。顧客がウェストエルム(West Elm)とポッタリー・バーン(Pottery Barn)から毎日15%オフを得ると、それを期待するようになり、最終的にはプロダクトの価値を下げてしまう」と、アイリス・ノヴァ(Iris Nova)のCEOかつファウンダーであるザック・ノーマンディン氏は言う。

ホリデーシーズンに注目すると、オンライン売り上げは継続して増加している。2015年には顧客のたった52%がeコマースサイトで買い物をした、と報告していたのに対して、今日ではその数字は59%となっている。それでも、チャンネルにかかわらず、ブランドは過度な宣伝やギミックから身を守る必要がある。ブラックフライデー、サイバーマンデー、クリスマス、が並ぶシーズンの、消費者たちの注目を長期的な顧客のそれへと変換することが重要だ。

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最終更新:2019/12/9(月) 9:01
DIGIDAY[日本版]

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