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2年連続本塁打王も「全然ダメ」。山川穂高が来季高みへ邁進するために強く思うこと

2019/12/9(月) 11:04配信

週刊ベースボールONLINE

来季のために様々な取り組み

「全然ダメ」

 打率、打点、本塁打のすべてで、自らが思い描いたとおりの結果が出ず、さらにシーズン途中で四番を外れることとなった自身の2019シーズンを、山川穂高はそう一言で表現した。それでも、2年連続40本塁打以上、同最多本塁打のタイトル獲得を果たしたリーグ2連覇への貢献を球団は高く評価。1億円アップの推定2億1000万円での契約更改となった。本人は、「評価していただいているなというのは、本当に感じます。うれしいです」と素直に喜ぶ一方で、「正直、こんなにもらっちゃっていいのかな? と思う気持ちも少しある」と驚きも口にした。

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 だが、この評価に「異」を唱える者はいないだろう。チームの誰よりも早くグラウンドに来て、ストレッチ、ウォーミングアップ、ランニングなどを行い、早出練習に臨む。試合後はホームゲームであれば、ほぼ毎日室内練習場に行き、打撃の確認。時には、球場内のミラールームでただ一人、黙々と一心不乱に素振りを行う姿も見られた。そうした野球に対する姿勢を、チームの誰もが認めており、その不断の努力があってこその成績だということを皆、理解しているからである。

『分相応』を自ら証明するがごとく、かなり前から、2020シーズンをスタートさせている。10月13日、クライマックスシリーズファイナルステージ敗退直後から1週間だけ休み、これまでできなかった大事な家族サービスの時間に充てたが、秋季練習開始とともに新シーズンへの取り組みを始めた。今季は、「技術向上」に意識を置いていたが、シーズンを通しての反省である「直球をはじき返せなかった」ことの原因を「体がそもそも弱かった」と分析。早速、「バテない筋肉作り」に着手している。

 その取り組みの手始めに宮崎・南郷での秋季キャンプでは「しっかりと捕って、良い回転できれいな球を投げる」をテーマに守備練習に重点を置き、徹底的に体をいじめた。足のケガのため、途中は別メニューとなったこともあったが、打撃に関しても「考えながらやることができた。『来年、これでいこうかな』という形も、ある程度見つかった」と充実の期間を過ごした。

 さらに、所沢に戻ってからも、「今までいろいろトレーニングをやってきた中で、一番きつかったし、一番良いトレーニングだった」ことから、『永哲メニュー』と名付けた、やり投げの沖縄県記録保持者でもある中部商業高時代の恩師・赤嶺永哲氏直伝のトレーニングメニューを取り入れ、精力的に肉体改造を進めている。「瞬発力と爆発力にすごく期待が持てるメニュー。徐々に体が締まってきています」と早くも効果を実感しているという。あまりに負荷が高いため、量や内容など体と相談しながらだが、来年はシーズンを通して継続していく考えだ。

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最終更新:2019/12/9(月) 12:08
週刊ベースボールONLINE

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