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DeNA投手陣が“理論派”メジャーリーガーに触れた日。エースとホープは何を得たのか

2019/12/9(月) 7:30配信

THE DIGEST

 プロ野球選手のオフは意外と短い。
 11月までは球団行事があり、その後契約更改も行われる。2月のキャンプインまでの少ない時間を使い、それぞれの課題に向き合い、来季へ向けて牙を研ぐ。

 DeNAのホープ・京山将弥とエース・今永昇太ら投手陣はアメリカ・シアトルにある、最新技術を駆使して科学的にトレーニングを行う施設「ドライブライン・ベースボール」で、新たな挑戦をする道を選んだ。
 
 2016年にドラフト4位で近江高から入団した京山は、プロスペクトとしてルーキーイヤーにファームで鍛錬を積むと、昨年に開幕ローテーションを掴み取り無傷の3連勝スタート。最終的に6勝6敗の成績を残した。しかし今年は一転、勝ち星をあげられず6敗と苦しんだ。京山は「今シーズン良くなかったので、来シーズンに向け何かを変えないといけない」とドライブライン・ベースボールでのトレーニングに参加することを決意したという。

 一方、今シーズン自身初の開幕投手を務めた今永は、4勝11敗、防御率6.80だった昨季のスランプから脱し、13勝7敗、防御率2.91で、DeNAの絶対エースとして君臨。オフには侍ジャパンでも好投するなど日本を代表する左腕の座も掴んだが、「ストレートの平均球速を保つようなトレーニングをして、新しい引き出しを見つけたい」と、さらなる高みを目指して参加を決めた。

 渡米に先駆けた12月4日には、ドライブライン・ベースボールを2013年から利用し、2015年から5年連続で2桁勝利、通算70勝をあげているバリバリのメジャーリーガー、トレバー・バウアーが横須賀の追浜にあるDeNAの施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」を訪れ、二人と交流した。

「いろいろな国の、いろいろなベースボールを見てみたい。日本にはどんなベースボールがあるのか。違う部分もあれば同じ部分もある。違いを感じたい」

 そう語るバウアーは、今年の7月にオープンしたばかりの同施設を視察し、「寮が併設されている施設はアメリカにはない。全体を見ても素晴らしい。特に室内練習場は、内野が全部入る大きさで捕る、投げるなど、内野の練習は全てできる。寮が隣にあることで、練習したいときにいつでもできる環境。素晴らしい」と絶賛。アメリカと日本式施設の差異を感じると、京山とキャッチボールを始めた。
 

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最終更新:2019/12/9(月) 7:31
THE DIGEST

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