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フラメンゴが見せる快進撃にブラジル国内はW杯級の熱狂

2019/12/9(月) 11:12配信

footballista

文 藤原清美

 ブラジルを代表するクラブの1つであるフラメンゴが、今年、リオデジャネイロ州選手権、ブラジル全国選手権、南米最高峰を決めるコパ・リベルタドーレスの3冠を達成し、その快進撃に国民が熱狂し続けている。

社会現象のごとき盛り上がりぶり

 フラメンゴはその歴史の中で、国内最大のサポーター数を誇り続けている。調査会社『ダッタ・フォーリャ』によると、国民の20%がフラメンゴサポーターだという。つまり、5人に1人がこのチームを応援していることになる。

 そのため、盛り上がりも全国区。チームが全国選手権で連勝街道を走り続け、コパ・リベルタドーレスで35年ぶりに準決勝に到達した10月頃から、社会現象のようになっている。

 例えば、赤と黒のチームカラーのユニフォームは、全国のスポーツ用品店、クラブやメーカーのオフィシャルショップなどで売り切れが続出。子供たちにカメラを向けると、フラメンゴのFWであるガビゴウやジェウソンのゴール後のお決まりのポーズをしてみせてくれる。フラメンゴの試合翌日は飛行機がサポーターであふれ、機内で応援ソングの合唱が始まることも多かった。

リベルタ制覇で全国が歓喜

 フラメンゴはここ数年、タイトルに手が届きそうなところまで来ながら達成できずに終わっていた。今シーズンも、年始から指揮を執ったアベウ・ブラガ監督が辞任し、その後、2人の代行監督を経て、6月に現在のジョルジ・ジェズス監督が就任するなど、平坦な道のりではなかった。

 しかし、クラブは両サイドバックのフィリペ・ルイスとラフィーニャ、ストライカーのガビゴウなど、大型補強を実現。ポルトガルからやって来た強烈な個性を持つ監督が、選手たちとぶつかり合いながらも細やかな指導を行い、そうした新戦力と既存の主力を見事に融合させた。

 ペルーのリマで開催されたコパ・リベルタドーレス決勝の日は、まるでワールドカップのようだった。10台の巨大スクリーンを設置したマラカナンを始め、全国のスタジアムやイベントホール、広場、映画館などがパブリックビューイングの会場となり、テレビのあるバールにもサポーターが詰めかけた。1981年以来となる優勝の瞬間、テレビでは年越しの瞬間などでよく見るリレー方式の生中継で、全国の歓喜の様子を映し出していた。翌日の凱旋パレードは、あまりに人出が多かったため、予定されていた2.5Kmキロのコースを3時間かけて半分も進めず、やむなく中断となったほどだ。

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最終更新:2019/12/9(月) 11:12
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