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可愛い!「チョンマゲ市助」という花に思わず微笑んでしまうアレンジ

2019/12/9(月) 7:30配信

家庭画報.com

〈藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー〉

広島市にある花店「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)のオーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。

あまりにユニークなスカビオサに思わず微笑みます

長崎県雲仙市の「フラワーガーデン寺尾」さんは、毎年個性的なスカビオサの品種を生み出しています。今年もその寺尾さんが新しいスカビオサを見せてあげる、と持ってきてくださったのがチョンマゲ市助です。

薄紫色のスカビオサの真ん中から、まるでちょんまげのように小さな葉が出ている花姿に笑いをこらえられませんでした。

友人の結婚祝いの贈り花を、という依頼を受けていたので、そのチョンマゲ市助を加えたアレンジを作ってみました。

ピンクのバラに白いニゲラ、繊細な花姿のレースフラワーをミックスして挿すと、ユニークなチョンマゲ市助が、なぜかナチュラルに見えてくるから不思議です。寺尾さんの育種のすごいのは、個性的でありながら、アレンジしやすい花を生み出すところだと思います。

新婚のお2人の元にこのアレンジが届いたら、初めはナチュラルな雰囲気に「わーっ」と喜んでくれて、その後にチョンマゲ市助に気づいて、くすっと笑ってくれると思います。

楽しい気持ちも届ける贈り花、素敵だと思いませんか? 寺尾さんにはくすっと笑えるスカビオサを、もっともっと生み出してくれることを期待しています。

【使用花材】

スカビオサ チョンマゲ市助
バラ マリラブ、シーアネモネ
ニゲラ ミスジーキル
レースフラワー グリーンミスト
テマリシモツケ ルテウス

贈り花のヒント

スカビオサは庭では春から初夏に咲く花ですが、切り花では11月終わり頃から豊富な種類が出回り始めます。「フラワーガーデン寺尾」さんをはじめ、スカビオサの育種をしている方も多く、毎年かわいらしい花色の新品種が登場します。

繊細でナチュラルな雰囲気で、どなたにも好まれる花なので、これから春まで、スカビオサを贈り花にぜひ利用してください。

●藤野幸信/Yukinobu Fujino
広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs tremolo」(フルール トレモロ)オーナー。広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

写真/藤野幸信 編集協力/高梨さゆみ

最終更新:2019/12/9(月) 7:30
家庭画報.com

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