ここから本文です

1充電での航続距離はどの程度なのか? ホンダPCX エレクトリックの可能性を探る

2019/12/9(月) 12:28配信

モーサイ

1充電での航続距離はどの程度なのか? ホンダPCX エレクトリックの可能性を探る

世界一のバイクメーカー・ホンダが世に問う電動スクーターとして送り出されたPCXエレクトリック。
開発コンセプトは「EV体験を広げるe-Comfort Saloon」というもので、日本や東南アジアなどの交通/使用環境に適した性能の実現と、今や一大ブランドに成長したPCXの魅力を受け継ぐことが至上命題だという。

【画像ギャラリー】PCXエレクトリックの詳細写真ほか、ホンダ歴代電動スクーター画像

2019年にモニターでの貸し出しが行われたほか、現在沖縄県宮古島でのレンタルサービスを実施しているPCXエレクトリックの実力とはどのようなものなのか? その乗り味と1充電での航続距離をチェックしてみた。

想像の斜め上を行く痛快な運転感覚

「思ったよりも速いじゃないか!」
晴れて借り出しに成功したPCXエレクトリック。「果たして幹線道路の流れに乗ることができるのか?」との懸念は、10mも走らないうちに吹き飛んだ。
PCXエレクトリックが搭載しているIPM(Interior Permanent Magnet=磁石埋め込み型)構造のモーターが絞り出す最高出力は5.7馬力。対してガソリンエンジンのPCXは12馬力。PCXハイブリッドに至っては12馬力+1.9馬力のモーターアシストで、それこそ原付二種スクーターのイメージを覆すような力感ある加速を披露してくれる。

何せPCX150の最大トルク1.4kgm(/6500回転)すら軽く凌駕する1.8kgmを500回転で発生しているのだ。
つまり、今までガソリン車で培われてきた常識は捨ててかかる必要がある。
シグナルGPでは音もなくクルマたちを引き離せて、大抵の場合は追いつかれる前に次の信号機が赤く輝き出すという次第だ。

乗り心地はノーマルよりいい!?

驚いたのは圧倒的な乗り心地のよさ。バネ下に重たいエンジン+トランスミッションを持たないうえに、フレームを共用化するためパワーユニットハンガーというハシゴ状の部品を新採用。接続部にラバーブッシュが4つ使われていることもあり、路面の突き上げの少なさはガソリン車の比ではない。

ホイールベースが長くなったこと、重たいバッテリー類が乗り手のすぐ下に配置されていることも大きいだろう。結果としてハンドリングも鷹揚さが増し、ツアラーのような雰囲気まで出た。

1/2ページ

最終更新:2019/12/9(月) 12:37
モーサイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事