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人の名前が出てこなくなったら、始めたほうがいい!? 脳を活性化させて若返らせる習慣

2019/12/9(月) 6:04配信

サライ.jp

文/印南敦史

「このところ、物忘れがひどくなった気がする」
「人の名前をすぐに思い出せない」
「昨晩食べたメニューが思い出せない」

たとえばこのようなことは、誰にでもあるはずだ。そして、そんなときには多くの場合、「よくあることだ」「年をとってきたんだから、仕方がない」などと軽く考えてしまいがちでもあるだろう。

しかし、それは脳の老化が始まっているせいかもしれない。そのままにしておくと、脳の老化はどんどん進んでいく。しかも早い人だと、40代からその兆候が出てくる。

『脳が若返る15の習慣』(飛松省三 著、フォレスト2545新書)の著者は、そう警告している。臨床神経生理学を専門とする、九州大学大学院医学研究院で教授を務める人物である。

とはいっても、「老化には抗えない」とあきらめる必要はないようだ。脳の老化の進行を抑えるだけでなく、脳を活性化させて若返らせる画期的な方法があるという。

しかも、特別な薬や医療機器は不要。毎日の行動や習慣をちょっと変えるだけで効果が見込め、いくつになっても、誰にでも簡単にできるのだそうだ。つまり大げさに考えて特別なことをするのではなく、日常生活のなかでちょっとした工夫をするだけでいいということ。

この本では、私が普段何気なく行なっている、脳の老化を防ぎ、若返らせる15の習慣を取り上げて、なぜそれが脳の活性化に役立つのか、脳科学的エビデンスを挙げながらわかりやすく解説していきます。(本書「はじめに」より引用)

著者が実際に行ない、国際英文誌に掲載された研究成果と、脳科学的に「確からしい」とされている脳科学の知識を組み合わせた、きわめて信頼性の高い内容になっているわけだ。

今回はそのなかから、趣味と連動させることもできそうな「第4の習慣『楽器を弾く』」に焦点を当ててみたい。楽器を弾くことで、脳を活性化させることができるというのだ。

「50の手習い」で努力すれば、誰でもそれなりの演奏が楽しめるようになることだろう。とはいえ、若い人にくらべれば上達には時間がかかるのも事実。それは、練習や学習に伴い、脳の構造と機能が変化するから。

「可塑性(かそせい)」といわれ、脳科学の世界では「変化ができて、その形を維持できる」性質のことを指すのだという。

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最終更新:2019/12/9(月) 8:41
サライ.jp

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