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【横瀬多美保のインテリアレッスン】旅先の思い出をクリスマスのテーブルに甦らせて

2019/12/9(月) 10:10配信

家庭画報.com

インテリアスタイリスト 横瀬多美保の「カジュアル・リュクス」に暮らす

テーブルコーディネーターやインテリアスタイリストとして『家庭画報』のページを彩ってきた横瀬多美保さん。あらゆるものに美を見いだし、独自の感性でリュクスな空間を創造し続けてきました。

そして今、しっくりくるのは上質でありながらもくつろぎ感のあるスタイル、といいます。“生活の中に、美が息づく”そんな日々の暮らしに豊かさを添える素敵なアイディアを巡ります。

思い出の美しき冬景色をクリスマスのテーブルに甦らせて

横瀬多美保さんがコーディネートによって創造する世界は、いつも思いもよらない発想に溢れていると感じます。その独自のインスピレーションはどのようにして生まれるのでしょうか。親しい友人を招いてのクリスマスディナーの演出から、そのヒントを探ります。

記憶の中の風景をコーディネートに込める

「今日のテーブルは、景色を楽しみながらガーデンで食事を楽しむイメージです」と、クリスマスのコーディネートを見せてくださった多美保さん。

この“クリスマス”דガーデン”という思いがけない組み合わせは、多美保さんの旅の記憶から着想を得たといいます。

「この時季になると思い出す風景があるんです。13年程前のことですがシャトー巡りを目的にフランスのロワール地方へ行きました。そのシャトーの庭の並木道を散歩しながらふと見上げてみると、大木の上の方にミスルトーがたくさん茂っていて、なんて素敵なんだろう!と感動しました」

多美保さんは、心を揺さぶられたその美しい風景をコーディネートによって再現。ダイニングテーブルと窓辺のテーブルの2か所に、まるで立ち並んでいるかように大きなミスルトーをあしらいました。

豊かなイマジネーションによって作られたテーブルや空間は、まさにフランス郊外の冬景色を彷彿させ、都心の一室とは思えないような空気感が広がっています。

テーブルクロスonプレイスマットで、だまし絵風に

“景色を楽しむ”という趣向の主翼を担っているのが、ダイニングテーブルを覆っているテーブルクロスです。

木々の間に、小鳥が飛び交う柄が全面にプリントされたこのファブリックは、フランスのファッションブランド「ジャン ポール ゴルチェ」のもの。

多美保さんがよく訪れる輸入生地を扱うお店、トミタで数年前に生地を見つけ、テーブルクロスに仕立ててもらったそうです。

もともとの生地幅が3m以上あったので、寸法はゆったりと。たれを長めにとったことで、コットンシフォンの軽やかな透け感も引き立っています。プリント柄の生地からテーブルクロスを作る際には、天地を選ばない柄ゆきを選ぶこともポイントです。

薄いテーブルクロスの上に、さらに多美保さんはプレイスマットを敷きました。

「この生地は、もともとカーテン用です。何段もの棚にグラスが並んでいる模様の1段分ずつで断ってプレイスマットを作りました」。

柄ゆきに合わせて、サイズは少し横長に。クロスとマットの重ね使いが、まるでガーデンの中でテーブルセッティングしているような、だまし絵風の面白さを演出します。

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最終更新:2019/12/9(月) 12:28
家庭画報.com

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