ここから本文です

「アジア製品=安いだけ」はもう古い! 台湾二輪メーカーSYMの輸入を再開したその理由とは

2019/12/9(月) 16:50配信

モーサイ

50ccスクーターの市場に注目

イタリアブランドのバイク「ランブレッタ」や「ファンティック」の輸入元を務めるサインハウスが、2019年12月より台湾の二輪メーカーSYM(エス・ワイ・エム)の取り扱いを開始した。
SYMは2007年旧インポーターによって日本での販売を開始したが、2017年に取り扱いが終了。サインハウスは新規車両の取り扱いのみならず、旧インポーターが販売したモデルについてのパーツ供給も担う。
(現在、国内にSYMの車両は約4万台あると推定されている)

【画像ギャラリー】この先導入予定のSYMモデル

サインハウスの野口英康社長はSYMの輸入を決めたポイントのひとつとして、高品質な50cc車があったことを理由に挙げる。
「50ccの市場は減少中とはいえ、7万台という大きな市場がまだ国内にある。通勤や買い物用途など、簡易な移動手段としての需要はあるものの、日本メーカーのラインアップは減っていっている。欲しい人はいるのに、物がないという状況になりつつある」(野口社長)

世界的に見ても50cc車は日本とヨーロッパの一部だけというある面では特殊な市場となっているが(小型モデルでの世界的な主流は125cc)、そこを逆手に取った。
SYMは台湾で第三位のシェアを誇り(1位はKYMCO、2位はヤマハ)、目の肥えたユーザーが多いヨーロッパへも輸出を行っており、現地での評価も高いという。
ヨーロッパへの輸出モデルには50cc車もあり、サインハウスはヨーロッパ向けモデルのオービットスリー50(50cc)とオービットスリー125(125cc)を今回導入した。

オービットスリー50が15万円(税別)、オービットスリー125が20万5000円(税別)と日本車に対して価格は十分な競争力がある。だが、価格だけでなく、実用性の高さも魅力だ。
特にオービットスリー50は車体・装備を125と共有しているため、シート下にUSB充電ソケットを備えていたり、前輪にディスクブレーキを採用するなど、日本メーカーの50ccクラスより装備面での“お得感”が強い。

1/2ページ

最終更新:2019/12/9(月) 23:11
モーサイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事