ここから本文です

レクサスがつくる4億5000万円のクルーザーとは? LY650航海記

2019/12/9(月) 21:13配信

GQ JAPAN

レクサスが手がけたラグジュアリーヨット「LY650」に小川フミオが乗った! レクサス初のヨットの乗り味はいかに?

【写真を見る】LSよりもはるかに豪華な船内とは?

スポーツカーを想起

「クルマだけに留まらず、驚きと感動の提供に挑戦し続けるLEXUSからの新たな提案」

レクサスが9月、マイアミで披露した65フィート級のラグジュアリーヨット「LY650」のメディア向け資料に記されていた言葉だ。

“フライブリッジ(キャビンの屋根上に設けられた操縦席)クルーザー”というジャンルにもくくられるLY650の画期的なところは、斬新で美しいデザイン、精緻な内外装の仕上げ、塗装を使ったメタリックに輝く船体色など、多くあげられる。

クルージングの体験は、米フロリダ州マイアミから、東へ47マイルのコースト沿いにあるボカラトンまでだった。ボート移動用のためにつくられた広い水路を、午後いっぱい使ってゆっくりと巡航したのである。

カーボンファイバーとグラスファイバーを組み合わせてつくられたボディは、まるでレクサス車のようにパネルのつなぎ目などのディテールの処理がじつにていねい。まるで鍛造で作られたような印象で、実物の存在感は圧倒的だった。

「レクサスはこれまでにも、(2013年の「Fスポーツロードバイク」や2015年の「ホバーボード」のように)クルマいがいの乗りものを手がけてきました。今回は、(マリンの)専門メーカーではないので、逆に、大胆なデザインにしようとしたのです」

レクサスインターナショナルの澤良宏プレジデントは現地でそう述べた。

例をあげると、へさきをぐっと絞ったデザイン。「先端デッキに行く通路が狭くなっても、あえてスタイリッシュさを追究しました」と、澤氏は言う。

「当初はもうすこし小さいサイズを考えたのですが、グループのトップから”65フィートでいこう”と言われたので、挑戦しました。レクサス『LS』や『LC』といったモデルとの連続性も意識しながらデザインしたつもりです」

たしかに、LY650の船体はスポーツカーのように空気を切り裂いてハイスピードで疾走するイメージすらある。

1/3ページ

最終更新:2019/12/9(月) 21:13
GQ JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事