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2020年東京五輪の新競技、「サーフィン」の魅力を大解剖!

2019/12/9(月) 19:22配信

ハーパーズ バザー・オンライン

東京2020オリンピックに、今回から新たに競技として正式採用された「サーフィン」。この新競技のルールや起源、注目選手など、知っているようで意外と知らないアレコレをお届け。しっかり予習しておけば、もっと楽しめるかも?

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そもそも「サーフィン」とは?

ご存じのとおり、サーフボードという板を用いて波に乗り、そのテクニックを競うもの。板のサイズによって大きく2つのタイプに分けられる。長さ9フィート(約274cm)以上のボードを使う「ロングボード」では、ボードの上を歩くテクニックをメインに競い、いっぽう「ショートボード」は長さ6フィート(約183cm)前後のボードを用い、いかに華麗にアクションを見せるかを競う。東京2020オリンピックでは、この「ショートボード」を採用。

数あるオリンピック競技のなかでも特に自然のコンディションに左右されるため、刻々と変化する自然といかに調和し、質の高い技を繰り出すかが決め手となる。

起源は?

サーフィンのもともとの始まりは西暦400年頃で、非常に古い歴史を持つとされる。まず、高度な航海技術を持ち“海の民”と呼ばれた古代ポリネシア人が、片側に浮きの付いた舟「アウトリガー・カヌー」を発明。最初は漁業に使われていたそのカヌーが、波乗り用の娯楽として独立して徐々に小型化し、木を削った板状のもの=サーフボードの原形が誕生したそう。

18世紀、「キャプテン・クック」の名で知られるイギリス人探検家ジェームス・クックがハワイを発見した際、初めてサーフィンを目撃したヨーロッパ人であったとされる。その後キリスト教の布教活動の妨げになるとされ禁止されてしまうが、しばらくして復活。ストックホルム大会(1912)とアントワープ大会(1920)の水泳で金メダルを獲得した、“近代サーフィンの父”ことハワイ出身のデューク・カハナモクにより広く世に伝わってゆく。

採点方式は?

波を乗りこなすライディングの点数により勝敗が決定。1本のライディング中にいかに難易度が高く創造性や革新性に優れた技をバラエティ豊かに披露できるか、そのスピードやパワフルさなどを総合して、複数の審査員が採点する。各選手が時間内に獲得した得点のうちから、2本の高得点の合計により勝敗が決まる(2ウェーブ制)。技に対してそれぞれ得点が決まっているわけではないため、流れるように技を披露するとさらに高得点に繋がる。出場できるのは男女20名ずつ、計40名。

サーフィンには、「1つの波には1人しか乗れない」という大原則があるため、波を待つポジションや誰がどの波に乗るかなど、海上で静かに繰り広げられる駆け引きにも注目。

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最終更新:2019/12/9(月) 19:22
ハーパーズ バザー・オンライン

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