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12/27(金)ライブ開催!初代結成から12年、第2世代・恵比寿マスカッツの“今”

2019/12/9(月) 10:29配信

ザテレビジョン

2008年4月、テレビ東京のバラエティー番組「おねがい!マスカット」を母体として誕生した恵比寿マスカッツ。AV女優、グラビアアイドル、モデルを本業とするメンバーで構成されたユニットは、持ち前の根性でバラエティー力を高めた一期生を中心に、同番組の後継シリーズ番組などでメンバーを追加しながら人気を誇るが、地上波でのバラエティー番組が終了し2013年4月に初代・恵比寿マスカッツも解散となった。

【写真を見る】今はダンスも武器の一つ!セクシーな衣装で踊る第2世代・恵比寿マスカッツ

その後、2015年9月に第2世代・恵比寿マスカッツが結成され、現在は、2019年10月より開始したAbemaTVの「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」を配信中。

初代結成から12年経った今、第2世代・恵比寿マスカッツは12月27日(金)に神奈川・川崎にあるCLUB CITTA'で動員数1300人が目標のビッグライブを予定している。ライブ開催に先駆け、恵比寿マスカッツ総合演出を担当するマッコイ斉藤に、初代の解散、メンバーの変化、ユニットのあり方などを聞いた。

■ 総合演出は「嫌われ者にならないといけない役割」

――長年ユニット関わられていますが、総合演出はどのような役割なんでしょう。

元々は番組とともに始まったユニットで、もうかれこれ12年になりますが「総合演出」ってとにかく全部に関わるんです。信念がブレたらやってられない仕事ですし、嫌われ者にならないといけない役割ですよ。

――そうなんですか!?

初代メンバーで、現役メンバーでもあるみひろにも、嫌われてたんじゃないかな(笑)。最初は“やんちゃな気の強いお嬢ちゃん”でしたけど、今は“気の利くお姉さん”ですね。今は一番仲が良くて、俺が何したら喜ぶかを分かってくれています(笑)。

今はユニットにとって“37歳”の彼女は大事な存在です。

11月頭にフィリピンのイベントに参加して、うちのユニットが一番盛り上がったんですけどね。20代前半のメンバーのユニットが多い中、「“37歳がいるアイドルユニット”ってすげーな」「40歳くらいまでアイドルやってくれないかな」って思いましたよ(笑)。

初代では卒業が早かったですが、今の第2世代では一番チャレンジしてくれる面白さがある。37歳でもアイドルとして許される、っていうのがマスカッツの魅力の一つですね。

■ 初代の後の「第2世代って何をしても大変」

――初代は男性ファンが中心だったのが、現在は女性も増えた印象がありますがいかがでしょうか。

初代のファンは今ほとんど残っていないと思っています。帰ってきているファンの方も一部いらっしゃるとは聞いていますけどね。一般的に第2世代って何をしても大変で、メンバーも大変だったと思います。だから今残っているのは筋金入りの根性がある子ばかり。

でも、そういう苦労も含めて頑張ってる姿に、同性のファンが共感してくれたのかもしれません。

■ これまでのリーダーは「みんなイイ味持ってます」

――現リーダーの市川さんはどんなリーダーでしょう。

市川は、人柄がよくて優しい、そして不器用だけど、一生懸命やるから応援したくなる。彼女はこれまでちゃんと苦労してる、現代版の「おしん」みたいな子で、5人目のリーダーに選んだ時に適任だろうと思ってましたけど、彼女で良かったです。スタッフにもメンバーにも愛される存在です。

――初代のリーダーの印象も聞いていいですか?

全員違いますが、みんなイイ味持ってます。

蒼井は初代から一番つらい時をやってくれたので、もう別格の存在ですね。

麻美ゆまちゃんは、いい意味で天然ではちゃめちゃすぎるから、周りが「リーダーを守ってやろう」って気持ちになるんです。プレッシャーもあったでしょうが、負けん気が強いし、やる時はやる子。みんな笑っちゃうくらいのパワフルリーダーでしたね。

希志あいのは、リーダーとしての質、『我慢する』『伝える』『感じる』力をを持っていて…野球でいうと走攻守そろったリーダー。そして何事もファンやメンバーのために率先してやる、自分は二の次。周りが話しかけやすい隙も作っていて、何の仕事をしても成功する人です。

――メンバーが育つ実感ってどんな時でしょうか。

初代は3年目くらいから、メンバーの考えや質が変わっていきました。4年目からは絆や団結力が生まれて6年目に突入して、良い時期に解散したと思います。今でも初代は仲良いですしね、俺のところにも結婚の報告や子供を見せに来てくれて、やっぱりうれしいですよ。

■ 再スタートに「またゼロからやるのは…ま、いっか!」

――初代を解散して、2年半の休止期間を経て再始動されましたが、その経緯は?

AV女優の子や、くすぶってるグラビアアイドルの子たちに、「また日の目を見せてあげる場所を作りたい」って初代運営から話をもらって。

実はその時、歴代のリーダーである蒼井、麻美、希志に呼び出されたんです、「何で第2世代をやるんですか」「またやるならなぜ解散させたんだ」って。ちゃんと気持ちを話したら「だったら応援する」って納得してくれて、今でも応援してくれてます。彼女たちの応援がなければ、正直こんなに頑張れていなかったかもしれません。

――オファーがあって、すぐにOKしたんですか?

最初は戸惑いましたけど、僕も気持ちは一緒だったので。初代メンバーは愛情を持って演出してましたけど、「またゼロからやるのはどうなんだろう…ま、いっか!」って、軽い気持ちで受けました(笑)。

僕は演出にあたって、全員のプライドを最初につぶすんです、初代の時もそうでした。チームで戦うやり方を覚えてもらってから、個人を育てていく。

初代は叩いた時にも諦めなくて、「なにくそ!」って思って自分たちで「壁を壊してやろう」って勢いで突っ走ってくれました。第2世代では、壁が壊せなくて1~2年で続々卒業して、大変な時に市川が加入してから立て直してくれて、メンバーが一生懸命頑張るようになった気がします。

デジタル社会になって、人への伝え方がヘタになったと思うんですよ。SNSで悪口言ったり、ケンカする意味が本当に分からない、でもいざ面と向かうと泣いてしまったりしてね。

だから第2世代は、イチからというよりマイナスからだった気がしますね。

■ 第2世代は「めちゃくちゃダンスが上手い」「それ自体が武器」

――現在は、初代の時の面白いバラエティー色よりも、カッコいいパフォーマンスが際立っていますが、ユニットのコンセプトは変わったんでしょうか?

初代メンバーはバラエティーが大好きで、面白さがバラエティーユニットとして爆発できた。だから歌やダンスがヘタでも、番組でそれをいじって“笑い”として発信できたから、面白キャラを生かせたんです。

でも今の子たちって、めちゃくちゃダンスが上手いんです。それ自体が武器になるんですよね。

ただ、お笑いに対する処理能力は初代よりも低いのが事実で…『センス』『適応力』『処理の仕方』が初代メンバーはものすごく早かった。

“お笑い”という面での要求レベルは下げているっていうのは正直あります。でもたとえば3年目のユニットに入ったばっかりの子に、またイチからバラエティーのルールを教えると、ユニット本体もろともイチからになっちゃうんです。だったら素で勝負して、3年やって身につけた“バラエティーの教科書”でちょっと覚えたことを出来る子がやってくれたらいいなって。

――今のメンバーでバラエティー力が高いのは?

藤原、吉澤…あと、小林ひろみかな。「先に手を挙げてしゃべれ」って言っているんですが、彼女がきっかけを作ってくれる特攻隊長です。

それと奈良は…“福神漬け”みたいな存在かな。彼女がいいのは人柄と、不器用で「やれ」って言ったことを外しても笑いになるところで、右に転んでも左に転んでも面白い。“やらせられてる感”が面白いっていうのが結局は人柄なんですよね。

■ 今のメンバーはまだ「『ONE TEAM(ワンチーム)』になってない」

――今のユニット、完成度は何点くらいでしょう。

僕の中ではまだ45点です。今、「マスカッツ面白い」と思わせられるようにと、特に頑張ってくれているのは市川、吉澤、藤原、神崎、松岡かな。直接そういう話はしていないけど、実感としてそう感じることがあります。

全員がそうなってくれるといいんですけどね。ユニットってちょっとしたきっかけで一気に100点になれる可能性がある一方で、一人でも引いてると100点にはなれない…そこが現役メンバーの弱さでもあって、『ONE TEAM(ワンチーム)』になってない。一つのライブ、一回の収録をきっかけに変わることもあるから、今後に期待しています。

だからこそ、時にはぶち切れますよ!ちゃんと言葉にして言わなきゃ分からないこともあると思うんです。

――恵比寿マスカッツでの活動で成長して、普段の本業にも生かせたら良さそうですね。

メンバーに言いたいのは、「マスカッツの活動が大変だ」っていうけど仕事だから大変なのは当たり前ということ。

(“山根のババア”こと山根愛美:唯一それが分かっているのは三上悠亜ですね。元々所属していたユニットが、一晩で20曲覚えるみたいなことをしていたみたいですから(笑))

そう、プロ意識が高い子は言わない。だから「マスカッツ大変だ」とネガティブなことを言う子は嫌いです。初代メンバーは「大変だけど楽しい」って言ってましたね。楽しむのが先にあるはずなんですけど、ユニットへの愛のレベルが違うのかもしれません。

――でも、第2世代の総合演出をしていて楽しい瞬間があるんですよね?

そりゃあね、番組でこっちが予想もつかないことで笑いをとってくれたり、ライブで楽しませてくれたりした時には「あ~初代にも負けていない子たちだな」って思います。

でも今以上にもっと僕らに食らいついて、市川とか吉澤とか川上みたいに、前のめりにマスカッツのことを考えてくれる子が増えてくれるとさらに良くなるんですけどね。

「今この子が面白くなる」っていう状況だったらみんなでフォローしてその子を面白くする展開にする、そうすると自分の番になった時に面白くしてもらえる。それがチームワークじゃないですか。自分のことしか考えてないと、面白くならないんです。それで厳しいことを言う俺のことが怖くなって遠ざけようとして、話をしなくなるんです。するといつまでたっても分からないまま。もちろん聞いてくれたら伝えますけど、逃げてる子に教えようとは思いません。

一方で、頑張ってもがいてる子ってかわいく見えてくるもんなんです。今なら黒沢とかね、あとは神崎、松岡、小林とか。一生懸命お笑いを作ってやろうって思ってくれてます。最近は桃乃木(かな)も良くなってきましたね。

でも、“絶対的エース”不在が今の第2世代の欠点なんです。

かつてのRioのようなエース…何をやらせてもできて、チームのために何かあったら全部やってくれる、そういう突出したエースがいない。候補は何人かいますが、なりきれない。だから、ルーティーンで回して勝つしかない。たくさんいる中継ぎ投手で頑張っている感じです(笑)。

エースとして必要なのは面白さ、プロ意識、人気の他に…自覚と、ユニットを良くしようとする積極性、それと「エースになる!」という欲。そのエースのためにチームはフォーメーションを組むんですけど、今は不在だから組みづらいろいう難しさはありますね…。

■ 年末ライブでは「マスカッツらしい爆発の仕方」を期待

――12月27日(金)には1300人規模のライブを控えています。それも含めてユニットとしての今後の意気込み、目標は?

ユニットの意気込みとして、僕は『CDの手売りも当たり前にやること』と思ってほしいです。それを確信したのは、僕の大先輩の芸人さん、石橋貴明さんもやってますからね。彼の姿や行動見てたらカッコいいんですよ、あんなに大成功した人が自分たちで動いてやってるんですから。

1300人のキャパ埋めるのは思ってるより大変で、自分たちの思いを直接伝えないと人は来てくれないんですよ。初代メンバーよりパフォーマンスは上ですが、まだまだ総合力では負けているのが現状です。

12月のライブでは、思いっきり爆発する姿を見たいですけど、“マスカッツらしい爆発の仕方”、バラエティー要素に乗っかった爆発力を見せてくれることを願っていますよ。(ザテレビジョン)

最終更新:2019/12/28(土) 21:57
ザテレビジョン

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