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集中したいときこそ「デジタル・ミニマリスト」になるべし。その理由と実践法

2019/12/10(火) 12:01配信

ライフハッカー[日本版]

スマホで快適に動作する主要なSNSや数々のアプリ。

我々の大半が、その便利さを享受し、もはやそれを手放すなんて夢にも思わないでしょう。

でも、いったん立ち止まって冷静に考えてみましょう。

1日に平均49回(統計的な事実です)もスマホをチェックして、自分の投稿に“いいね”があるか確認したり、テキストメッセージを何度もやりとりするなどして、人生の質や幸福レベルは向上したかといえば…ちょっと疑問を感じることと思います。

会ったこともない人とチャットに興じる一方、リアル世界での人間関係がおろそかになる、といった弊害を実感する人もいるでしょう。

デジタル・ミニマリズムとは何か?

「デジタル・デトックス」という言葉がありますが、これは、週末に電波の届かない山奥でキャンプするなどして、一時的にスマホを使わない(使えない)環境に身を置き、心と頭をリセットすること。

そこまでしなくても、ネット世界には、スマホとちょっと距離を置く(そして自分を取り戻す)ためのテクニック集はいくらでも公開されています。

しかし、こうした「小ワザ」では、「デジタル・ライフを根本的に改善するのは難しい」と主張するのは、ジョージタウン大学准教授でコンピューター科学を専門とするカル・ニューポート氏です。

「難しい」とする理由は、SNSやアプリは「人の意識に強く働きかけて本能的衝動を刺激する心理的な力によって強化されている」ため。

平たく言うと「いいね」やコメントがついたかどうか、気にせずにはいられない心理状態にする仕組みが、インターネットの世界に張り巡らされているせいです。

そこで、ニューポート氏が著書の『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』(池田真紀子訳/早川書房)ですすめるのが、「デジタル・ミニマリズム」です。

これは、家の中のモノをとことん減らすミニマリズムのデジタル版です。

ニューポート氏は「自分が重きを置いていることがらにプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールの最適化を図り、オンラインで費やす時間をそれだけに集中して、ほかのものは惜しまず手放すようなテクノロジー利用の哲学」と定義し、実現するための方法を多数説いています。

では、具体的にどのよう方法があるのでしょうか?

本書から幾つか紹介しましょう。

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最終更新:2019/12/10(火) 12:01
ライフハッカー[日本版]

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