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14年ぶりに西武へ復帰する松坂大輔の名勝負を振り返ろう!

2019/12/10(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

 2019年12月3日、中日を退団していた松坂大輔を西武が獲得したと報じられた。14年ぶりの古巣復帰となるが、来季どのようなピッチングを見せてくれるのか、今から注目が集まっている。さて、松坂といえば2006年オフにメジャーに移籍するまで西武のエースとして君臨し、気迫のピッチングで球史に残る名勝負を生み出してきた。今回は、松坂大輔の名勝負をあらためて振り返ってみよう。

【連続写真】松坂大輔 多くのドラマを生んだ平成の怪物/レジェンド剛腕のピッチングフォーム

衝撃の155キロ

 松坂を語る上で外せないのが、公式戦初登板となった1999年4月7日の日本ハム戦(東京ドーム)での片岡篤史との対決だろう。1回裏に公式戦初マウンドに上がった松坂は、一番・井出竜也をストレートで三振に取ると、続く小笠原道大もピッチャーゴロで2アウト。迎えた三番・片岡との対決で、衝撃の1球が投じられることとなる。

 松坂は片岡に対して、初球は低めに外れるスライダー、2球目はストレートでファウルを奪う。3球目は外れて2ボール1ストライクとなるが、4球目の変化球で2ストライクに追い込んだ。迎えた5球目、松坂が投じたインハイのストレートはなんと155キロを計測。バッティング技術に定評のあった片岡だが、ボールにかすることすらできず豪快な空振りで三振に倒れた。

 甲子園を沸かせた平成の怪物がプロの世界でも変わらず怪物であることを、たった1球で証明した瞬間だった。

自信が確信に変わった名勝負

 西武が松坂を獲得したことで野球ファンが期待したのが、オリックス・イチローとの対戦だ。当時のイチローは5年連続で首位打者と最多安打のタイトルを獲得しており、誰もが認めるNPB最高のバッター。そんな天才・イチローと怪物・松坂との対決は、松坂入団1年目の1999年5月16日、西武ドームで実現した。

 注目の第1打席、松坂は150キロを超えるストレートと鋭い変化球で勝負し、イチローもこれにしぶとく食らいつく。しかし、カウント2-2で迎えた6球目、松坂の投じたストレートに反応が遅れ空振り三振。3回表の2打席目もスライダーに手が出ず見逃し三振。6回表の3打席目も空振り三振を奪い、希代の天才バッターを3打席連続三振に抑える衝撃のピッチングを披露。松坂がヒーローインタビューで語った「今日で自信が確信に変わった」という言葉も話題になった。

 しかし、やられっぱなしで終わらないのがイチローのすごいところ。初対戦から1カ月後の6月23日の試合で松坂から初ヒットを打つと、7月6日の3度目の対戦では、なんと自身100本目のメモリアルアーチを松坂から放っている。手が出なかった初対戦からわずか10打席でホームランを打てるほど「修正」できるのは、イチローぐらいだろう。

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最終更新:2019/12/10(火) 11:01
週刊ベースボールONLINE

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