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【東京2020】世界記録保持者。ブラインドランナー、道下美里さんが走る理由

2019/12/10(火) 7:05配信

ウィメンズヘルス

リオ・パラリンピックの視覚障害女子マラソンで銀メダルを獲得、さらにその翌年には第48回防府読売マラソン(女子IPC登録の部)で2時間56分14秒という世界新記録で優勝。2019年12月現在も世界記録保持者として東京2020パラリンピックの金メダルを目指しているのが道下美里選手(三井住友海上火災保険所属)。

「スポーツを通じて社会に貢献する女性」として、ウィメンズヘルスの読者からの推薦を集め、2019年Woman in Sports Awardのパラスポーツ部門賞を獲得した。

今回は、道下さんがマラソンに出会い、パラリンピックを目指すようになった経緯や日々のモチベーションについてお話を伺った。

ダイエットのために走り始めて、1年以内にはパラリンピック出場を宣言

中学時代に右目の視力を失い、そして社会人になったところで左目の視力も低下し、盲学校に通い始めたという道下さん。彼女が走り始めたきっかけはなんだったのか。

「視覚障害があると、できないことに目を向けてしまいがちで、とてもストレスを感じていました。ストレスが溜まると食に走ってしまって、スポーツしたいという気持ちにもなれなくて、かなりポッチャリしていたんです。そんなとき、学校の体育の授業で目が見えなくても走れるということを知り、ダイエットを兼ねて放課後にランニングを始めました」

ダイエットのために走る女性は多いけれど、走り始めて1年後にはパラリンピック出場を目指すと宣言したというから驚く。

「全国障害者スポーツ大会という大会に出場したところ、県予選を勝ち上がり、全国大会まで進んで60m走と800m走で優勝してしまったんです。実は、日本で競技としてもっともレベルが高いのはジャパンパラリンピックなのですが、当時はそんなことも知らなくて、全国大会で日本一になったということは、次は世界!? と、パラリンピック出場を目指すと言ってしまいました(笑)」

そして見事にその夢を叶え、リオでは銀メダルを獲得した。

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最終更新:2019/12/10(火) 7:05
ウィメンズヘルス

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