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山田宏の[タイヤで語るバイクとレース]Vol.7「ブリヂストンの大ピンチを救った東雅雄」

2019/12/10(火) 5:31配信

WEBヤングマシン

日本から炊飯器を持っていき、日本食恋しさに料理を始める

ところで話は変わりますが、後に私のとても大きな趣味となった料理をちょこちょこやるようになったのも、これくらいの時期だったような気がします。といっても当時は、いま振り返れば料理と呼べるようなレベルではなく、スーパーマーケットで野菜などを買って日本から持ち込んだ麻婆豆腐の素などを使って炒めるとか、夏は定番のそうめんを茹でるとか、その程度でしたが……。とはいえヨーロッパの野菜は、キャベツが固くて生では食べられないとか、ナスは巨大とか、日本とはちょっと違うので、あれこれ工夫しながら調理していた記憶があります。そういう意味では、現在のあれこれ研究しながらおいしさを追求するという私の料理は、あのころに土台が築かれかのかもしれません。

【ブリヂストンのMotoGPラストシーズンとなった2015年、日本GPに向けたプレス向けのPRイベントとして「山田宏のHiroshi’sキッチン」が都内で開催され、山田さんはタイヤを太巻きで再現した「勝つ(カツ)スペックもてぎスペシャルロール」を振舞った】

もっとも当時は、料理好きだったわけではなく、日本食への恋しさからやっていただけ。日本から炊飯器を持っていき、電圧変換器を使って米も炊いていました。サービスカーは、初代のバンタイプ、その後のキャンパー&トラックというスタイルを経て、トレーラータイプになっていました。その前側に事務所があって、小さいキッチンも備わっていたので、よく料理をしていました。東選手はベルギーのチームに所属していて、当然ながら日本食なんてありませんから、ブリヂストンのサービスでよく一緒に私のご飯を食べていました。いやあ、懐かしい思い出です。

山田宏

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最終更新:2019/12/10(火) 5:31
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