ここから本文です

孤独な「アウェイ育児」。激務の夫は「大変だな」と他人事…

2019/12/10(火) 20:30配信

ESSE-online

近くに頼れる人がおらず、育児中の親が孤立してしまうことで強い不安にさらされる「アウェイ育児」の問題が表面化しています。結婚や出産によって、慣れ親しんだ土地から離れて子育てをすることになってしまうというケースは昔からありましたが、なぜ今になってこの言葉が注目を浴びているのでしょうか?
ESSE読者にアンケートをとり、アウェイ育児の実態を調査してみました。

「弁当は3分でつくれる」という夫が知らない名もなき家事とは?

転勤族の妻たちを悩ませる「アウェイ育児」の孤独

20代~40代までの読者290人のなかで、アウェイ育児の経験が「ある」もしくは「なりそう」と答えた人は、91人と全体の30%以上もいることが判明。見知らぬ土地での子育てを余儀なくされた原因のほとんどが「夫の転勤」によるものでした。

●繰り返される転勤!人間関係も地域の情報も、全部リセット…

「夫の転勤地で結婚出産。子どもが2歳のときにまた転勤。その1年後にはまた別の転勤地へ…。近くに友達がいなくて、赤ちゃんと2人きり生活。話す相手もいなくて孤独でした」(37歳・アルバイト)

「夫が転勤族なので、常に家族帯同で動いています。信頼できる人、できない人の見極め、イチからの人間関係構築に悩んでいます。あと子どもの幼稚園及び小学校の情報も」(38歳・主婦)

土地勘のない場所で新しい生活を整えるだけでも大変ですが、転勤が繰り返される場合には、せっかく積み上げた人間関係や地域の情報がその都度リセットされてしまうのが辛いところ。とくに子育てでは病院や学校などの評判は、細やかな口コミを重視したいという声も多かったです。

●入学金6万円が無駄に…

「10年で県をまたぐ引っ越しが7回もありました。子どもを預ける場所がわからず、市のサポートに電話をしてみたら、『そんなことで悩んでいるんですか?』とバカにされてしまいました…。定期検診のハガキが来ても、場所が分からず。せっかく入園した幼稚園は、1か月で転校せざるを得なくなって入学金6万が無駄になりました」(37歳・アルバイト)

多くの場合、転勤にかかる費用は会社が負担してくれますが、子どもの教育に関する費用は規定によってまちまち。そして「子どもを預ける場所がわからない」という悩みは、緊急時の不安感をより増幅させてしまいます。

1/4ページ

最終更新:2019/12/10(火) 20:30
ESSE-online

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ