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ファン垂涎の最新AMGに乗り放題! ドラテク向上確実なAMGドライビングアカデミーに新人編集部員が挑戦

2019/12/10(火) 10:00配信

WEB CARTOP

車両コントロールを身につけて、いざ本コースへ!

 次に行ったのは定常円での車両コントロール、いわゆるドリフトだ。使用したC 63SにはESPやトラクションコントロールを変更できるモードが備わっている。まずは片岡さんが制御ありと制御を全部解除したモードで、2周お手本の走行を見せてくれた。そして本番を迎える。

 まずは、すべて制御されたモードから始め、回を追うごとに徐々に制御をオフにしていくという内容。はじめは安定して走れていたのが、だんだんと姿勢が崩れていくのがわかる。ESPモードをオフにし、トラクションコントロールの制御を9段階あるうちの5番目にセットしてからは豪快にスピン! ドリフトへの道はすごく険しいと実感……。心が折れかけていたとき、やってきたのはドイツ本国のチーフインストラクターを務めるラインホルド・レンガーさん。これはチャンスと、思い切って上手にやるコツを聞いてみることに。

 レンガーさんは定常円に入る前にしっかり加速することと、カウンターを当てるタイミングなどを細かく丁寧に教えてくれた。自分の番が回ってくると、先ほどのアドバイスを思い出しながら実践。すると、前回よりも少し上手く回れ、スピンせずに1周することができた。ドリフトにはまだほど遠いが、少しずつ自分がスキルアップしているのがわかる。改めてクルマ側の制御の優秀さを知るきっかけになった。

 午前中、最後のプログラムとなったのは、短距離で一気に加速し、最短で所定のパイロン内に止まるドラッグレースだ。これまでに学んだ技術の応用力が試される。こちらも最初のトレーニングと同様にE63SとGT 53を使って直線上でレースを行い、四隅にパイロンが置かれたボックス内にクルマをぴったりと止めたほうが勝つというシンプルなもの。スピード感としっかりと止まれる技術の両立が求められる。まさに午前中のプログラムの総まとめという形だ。

 お手本を一度見せてもらってから、1組ずつクルマに乗り込んでいく。クルマを入れ替えながら、それぞれ2回ずつ行ったが、勝ったり負けたりの攻防が続いた。同じ4ドアモデルでも、キャラクターが異なることを実感。それぞれのモデルの特性を学べるのもこのプログラムの特徴だ。だんだんとABSの感覚にも慣れていき、速度を上げていくことができた。

 昼食を挟んで、午後はいよいよ本コースでの走行だ。コースの説明をしっかりと受けた上で、ドライビングポジションも再確認。今回は片岡さんが先導する隊列走行形式で行い、GTに乗って周回する。無線機の合図で先頭のクルマが1周ごとに入れ変わり、全員がペースについてこられていれば、次の周回ではさらに速度が速くなるというメニューだ。

 私もなんとかペースについて行き、ホームストレートでは毎周200km/h以上! スタンド席が一気に流れていく風景や前方のクルマとの車間を見ながら、高速でも安定して走ることができるAMGの性能の高さを痛感した。休憩時間中には、片岡さんから「午前中の走行を見る限りだと、スピードが怖いのかなと思っていたけど、本コースでは思いきり走れていてよかったよ」と声をかけてもらえた。また、参加者の人からも「後ろから見ていたけれど、コーナーの立ち上がりが早いね」と話しかけられるなど、同じ場にいる人たちとの会話も弾んだ。

 本コースでは別グループの走行を待っている間に、レーシングタクシーに同乗することもできる。私も中谷さんの横に乗り込んだ。中谷さんの運転では、先ほど自分で走ったコースがまったく違う姿に見える。コーナーに差し掛かると正面に見えたのは壁……これがドリフトか! スキール音を鳴らしながら、軽快に走る中谷さんの横顔はいつも以上にまぶしく見えた。ちなみに、レーシングタクシーは同伴者でもヘルメットを借りて、富士スピードウェイの本コースを体感することができるのだ。

 休憩を挟んだあと、ハイパワーなGT 63で本コースを走行した。よりペースが速くなっていくなか、コースに慣れてきたこともあってか、コーナーに勢いよく進入してしまい、姿勢が乱れかけた。慌てて減速するも、時すでに遅し。これまでか……と思ったのもつかの間、クルマはすっと立ち上がり、何事もなかったかのように走れるではないか。一体何が起きたのか、自分でもよくわからなかったが、クルマが自ら姿勢を立て直してくれたような気がした。AMGの性能を改めて感じられたできごとだった。

 その後は初心に戻り、減速するところはしっかりと速度を落としながら、無事に走行終了。

 最後に用意されていたプログラムは最新モデルのA 45によるジムカーナだ。コースにはスラロームや8の字のエリアが設けられ、最後は四隅にパイロンが置かれたボックスにしっかりと止まらなければならない。1周コースの下見をし、続いて片岡さんによるデモ走行が行われた。片岡さんが出したタイムは22秒。このタイムに近づければ、優勝も間違いないだろう。1人3回走行することができ、2回目まではタイムが読み上げられる。また、コース上のパイロンにぶつかったり、指定された停車場所からはみ出したりしてしまうとペナルティとしてタイムが追加されてしまうというルールが説明された。

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最終更新:2019/12/10(火) 10:00
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