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中国版テスラは「スーパーマリオ ブラザーズ」が標準装備!? 謎の多い“小鵬汽車”に迫る!

2019/12/10(火) 21:12配信

GQ JAPAN

スタイリッシュなEVを手がける中国メーカー「小鵬(シャオペン)汽車」とは? 小川フミオがリポートする。

【写真を見る】屋根上の360°カメラが家族や恋人の仲を深める!? 中国車らしい驚きの仕掛けに注目!

車内でスーパーマリオもプレイ出来る!

広州自動車ショー2019の規模は、ひとことでいって“巨大”。会場の案内図を見ても、いったいいくつのメーカーが出展しているのか……数えるのも難しいほど多い。なかでも輝いていたのが、地元・広州の「小鵬(シャオペン/英語ではXpengとも表記、以下、小鵬)汽車」だ。

小鵬は2014年に創業した新しい自動車メーカー。企画だおれも少なくないスタートアップが多い中国おいては、自社工場を持ち、量産体制をしいて販売している点からすると、一頭地を抜いた存在である。現在、米国にも拠点を置き、テスラなどから技術者を引き抜いて製品開発をしているという。

日本メーカーも感心するテクノロジーが多数盛り込まれた「G3」 は、テスラに刺激されてスタートしたメーカーらしいモデルだ。出資者のなかにはアリババもあるという。多くの期待を集めているのだ。

G3はBEV(バッテリー駆動の電動車)のSUVである。グレードは「400」と「520」のふたつで、数字はそれぞれ、満充電時の航続距離(km)を意味している。展示されていた2020年モデルの駆動方式は、FWD(前輪駆動)と4WDの2種類。

ユニークな装備は、ルーフ上にある360度カメラだ。カメラが撮影する映像は、インパネにある15.6インチのセンターディスプレイ(テスラ「モデルX」に設置されている17インチタイプよりやや小さいが、最新の「iPad Pro」の12.9インチより大きい)に表示される。

走行中の風景を撮影出来るほか、車外に出た乗員の記念撮影も出来る。カメラは顔認証システムも搭載しているので、撮るべき人間を追いかけ、かつ指の“OKサイン”で撮影出来るという。

「家族向けに開発されたクルマなので、360度カメラのオプションは好評です。中国では、(360度カメラが)他人のプライバシーを侵害するというふうには受け止められていません」

ショーの翌日、どうしても販売現場を見たくなって、小鵬のショールームを訪れたときに聞いた。

驚いたことに、15.6インチのセンターディスプレイを通しカラオケやスーパーマリオ ブラザーズなどのゲームも楽しめるという。訊くと、これら機能は「やはり家族(とくに子ども)へのアピールのためです」とのこと。

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最終更新:2019/12/10(火) 21:12
GQ JAPAN

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