ここから本文です

「壁の中に人がいる」…薬物使用が疑われる入居者トラブル事例

2019/12/10(火) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

不動産投資において、最大のリスクは「空室」ではなく「家賃滞納」であるといっても過言ではありません。本記事では、株式会社CFネッツ代表取締役兼CFネッツグループ最高責任者・倉橋隆行氏監修の書籍『賃貸トラブル解決のプロと弁護士がこっそり教える賃貸トラブル解決の手続と方法』(プラチナ出版)より一部を抜粋・編集し、実例とともに「賃貸トラブル」の予防策や解決法を具体的に解説します。

入居者の意味不明な言動にスタッフが対応すると…

【入居後のトラブル事例】

申込内容

・40代男性 無職(日雇い)

よく文句をつけて暴力を振るう人がいます。

たとえば「玄関から虫が入ってくる、壁の中に人がいる」。意味不明な言動ですが、当社のスタッフが現地に行ったところ、何かと文句をつけられて、殴られそうになって退散してきました。

「上町さん、怖いから、僕行けませんよ」

結構大柄のスタッフですが、現地に私を同行させようとします。

「上町さん、一緒に行ってくださいって」

「俺も怖いから嫌だよ」

「大丈夫ですよ。上町さん、十分怖いから」

「俺は全然怖くないよ。見かけだけだから、怖いのは」

「いや、大丈夫ですよ」

そんな会話をしながら、仕方がないので一緒に行ったところ、身長が170から173センチぐらいで、体重60から65キロぐらいが出てきました。ちょっとしまった感じの、結構顔のいい40代の男性でした。何でそんなところを見るかというと、やっぱり戦ったときに勝てるかどうかというのを見なきゃいけないので、そういうのをまず見ます。

最初の「玄関から虫が入ってくる」ことについては、ポストの目張りをして、とりあえずこれで様子を見てくださいと話をして帰って来ました。

するとそれからまた連絡があって、「洗濯機の水をこぼしちゃって、床をぐしょぐしょにしちゃったから、張り替えてくれ」という連絡でした。実際、行ってみると、そんな形跡は全くなかったので、

「張り替えるのはいいけど、そのかわり、あなたの実費で張り替えることになりますよ。お金を払ってくれるのでしたら張り替えます」と言ったら、

「俺がやったんじゃなくて、洗濯機を設置した業者がやったから、その洗濯機を設置した業者に請求書を出すから、請求書をつくってくれ」という始末。

「張り替えもしないのに請求書なんてつくれない」ときっぱりと言いました。

1/2ページ

最終更新:2019/12/10(火) 10:00
幻冬舎ゴールドオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事