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今の職場でなぜか「結果が出ない人」が陥る盲点

2019/12/10(火) 5:10配信

東洋経済オンライン

頑張っても結果が出ず、上司の評価ばかり気になり、職場でも1人浮いた感じがする……。そんな仕事上の「壁」のようなものを前にして、どうせ自分はと諦めていないだろうか。ただ、その原因が、生まれ持った能力や個々のスキルの問題ではなく、自分の置かれている環境に大きく影響されるものだとしたら……。
今回は『うまくやる~コミュニケーションが変わる25のレッスン~』の著者でクリエイティブディレクターの熊野森人氏が、職場の環境に焦点を当て、人を巻き込み結果につながるコミュニケーションの取り方を解説します。

■向いている・向いていないは何で判断している? 

 「自分は不器用だからこの仕事には向いていない」「自分は口下手で人と話す仕事に向いていない」など、自分の性格やスキルを理由に、転職活動を繰り返す方もいるのではないでしょうか。

 そもそも「向いている」「向いていない」ということに関して、何か新しいことにチャンレジした際に、短期間で予想していた結果が出た、もしくはその分野の先人に評価された、といった成功体験があれば、人は自分がそのことに「向いている」と考えるのだと思います。逆に予想した結果が出せなかった、頑張ったのに叱られたという体験を伴うと「向いていない」と感じてしまいます。

 これを細かく見ていくと、判断基準は次の3つです。

①周りの人の判断 
例: 集団の中で成績をつけられた、「君は向いているね、君は向いてないね」などと言われて、その意見に対して影響を受けた。
②周りの人との比較による自己判断
例: 集団の中で比較して、周りの人よりできていると自分で判断した、できていないと自分で判断した。
③周りの予測との比較 
例: 予測していたプロセスと合致していた、違っていた、思うように結果を出せた、出せなかった。

 つまり人は、他者から、または自分で自分を褒められるかどうかで、向いている、向いていないを判断しているわけです。

 もう少し分解して捉えると先ほどの①に関しては、周りから(人から)褒められているか、褒められていないか。②と③に関しては自分自身を褒めているか、褒めていないか、ということ。

 慣れ不慣れ、才能の有無など関係なく、そのチャレンジする環境が、自分がいくら頑張って結果を出したとしても、褒める・褒められる文化がないところであるなら、そんな職場はとっとと辞めたほうがいいでしょう。

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最終更新:2019/12/10(火) 5:10
東洋経済オンライン

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