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ほとんどはミニバンの代わりにならない! 注意すべき3列シートSUV選びと数少ない使えるモデルとは

2019/12/11(水) 11:41配信

WEB CARTOP

SUVの3列目席は緊急席である場合がほとんど

 一大SUVブームのなか、これまでミニバンを愛用していた人が、3列シートのSUVを検討するケースが増えている。だが実際に見て、3列目席に乗り込み、座ってみるとミニバンの3列目席とはまったく別物ということに気付くはずだ。

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 そもそもSUVの3列目席は格納前提、緊急席である場合がほとんど。ミニバンなら大人が無理なく座れたとしても、SUVの3列目席はスペース的にも着座姿勢にしても、子供やペット向けなのである。ミニバンとの違いはそれだけではない。乗降性が大きく異なる。ミニバンは多くの場合、全高、室内高ともに余裕があり、低くフラットなフロアに両側スライドドアから乗り込める。3列目席のアクセスにしても、2列目席ウォークイン、2列目セパレートシートなら2~3列スルーでも快適に乗り降りできるのだ。

 ところが、SUVは最低地上高をかせぐため、フロアは高めで、なおかつヒンジ式のリヤドアから乗り降りするため、かなりアクロバティックな姿勢を強要される。足腰が弱ったシニアには薦められない。

 なんとかSUVの3列目席に乗り込んだとしても、フロアが高いため、室内高と格納の関係で、ただ狭いだけではなく、フロアに対してシートを低くセットせざるをえないため、ひざをかかえた体育座り姿勢になりがちだ。つまり、ちゃんと椅子に座るのと違い、お尻だけで体重を支えることになり、決して快適な着座とは言えないのである。

 たとえば、ホンダCR-Vの3列シート仕様の3列目席を例に挙げると、乗降のための間口は、2列目席ダブルフォールディング格納時の下端で190mm、2列目席ダイブダウン格納時の上端で380mmだ。ダイブダウンを格納すれば、そこそこ広い間口があることが分かる。

 が、3列目席に着座してみると、身長172cmの筆者で、頭上に100mm(サンルーフ装着車)は十分だが、ひざまわりスペースは、2列目席を最前端位置までスライドさせた状態で最大90mmでしかない。シートサイズにしても、座面長430mm、シート幅1020mm、シートバック高560mmと、決してゆったりとしたサイズとは言えない。フロアは幸いフラットだが、足もとはかなり窮屈な印象なのである。

 ちなみにホンダのオデッセイの3列目席は頭上に145mm、ひざまわりスペースは最小でも140mmあり、シートサイズも座面長530mm、シート幅1210mm、シートバック高540mmと、大人2人が着座してもゆったりできる空間というわけだ。フロアからシート先端までの高さ=ヒール段差も325mmあり、ひざを大きく抱える姿勢にはなりにくく、リラックスできるのである。Mクラス以上のミニバンには3列目席専用のエアコン吹きだし口もあるから、快適度はさらに高まる。

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最終更新:2019/12/11(水) 11:41
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