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日産復活の鍵を握る「アリア」とは? 市販化濃厚なクロスオーバーSUVに迫る!

2019/12/11(水) 21:11配信

GQ JAPAN

日産自動車が開発したクロスオーバーSUV「ニッサン アリア コンセプト」とはどんなクルマか? 間近で見られたので詳細を報告する。

【写真を見る】内外装の詳細をチェック! はたしてスタイリッシュなのか?

他社がマネをしたくなるようなデザイン

日産自動車が今年の東京モーターショー(10月24日~11月4日)で発表したコンセプトモデル「ニッサン アリア コンセプト」(以下、アリア)は、フロントとリアにそれぞれモーターを搭載するピュアEV(電気自動車)のクロスオーバーSUVである。今回筆者は、日産が運営する自動車ショールーム「NISSAN CROSSING」(東京都銀座)に展示されたアリアを間近で見たり、実際に乗ったりする機会に恵まれた。

アリアは全長4600×全幅1920×全高1630mmのミドルサイズ。EV専用に開発された新しいプラットフォームを持つ。内燃機関搭載グレードの設定はない。悪路走破性も考慮しており、最低地上高は約180~200mmあるとのこと。

エクステリアは、美しさと力強さを表現したという。デザインを担当した田子日出貴(たご・ひでき グローバルデザイン本部 第二プロダクトデザイン部 デザイン・マネージャー)さんは、「コンパクトSUVの『ジューク』や、クロスオーバーSUVの初代『FX』のデザインに影響された自動車メーカーがいくつもあったように、アリアのデザインも、他社がマネをしたくなるようなデザインに仕上げました」と、話す。

淡いグレーのエクステリア・カラーは「彗星ブルー」という新色。塗料に大きなガラスフレークを含ませることで「夜空を輝きながら流れる彗星のような無数の光の屈折がエクステリアに映し出されます」と、広報資料にはある。

ちなみに、アリアは日産ブランド限定モデル。インフィニティ ブランドの展開はいまのところ予定していないという。

シンプルで高クオリティ

インテリアは、広々している。Cセグメントに属するクルマであるものの、「居住性はDセグメントなみです」と、田子さん。リアシートの足もとのスペースは、日産のSUV「エクストレイル」にくらべ100mm(後席住人の膝から前席背もたれまでの長さ)拡大したという。

さらにリアシートは、バックレストのリクライニング機構やヒーター機構、左右別々に温度調整可能な専用エアコン付き。シート表皮はリアおよびフロントともにレザー。ドアライニングやステアリング・ホイールには、レザーとともに人工皮革も使われる。

ダッシュボードまわりは、インパネとドアライニングが一体化しているように見えるシームレスなデザインが特徴だ。田子さんは「(乗員が)包み込まれるようなインテリアを目指しました」と、話す。ちなみに、ドアライニングは複数のLED照明を内蔵し、内側からほんのりとインテリアを照らす。

スウィッチ類を極力減らしたインパネはスッキリしている。メーターパネルはフルデジタル(12.3インチ)。さまざまな表示方法から選べる。インフォテインメント用ディスプレイもメーターパネルとおなじく12.3インチ。

インフォテインメント・システムはスマート・フォンとの連携を強化し、「ドア ツー ドア ナビゲーション」システムを新たに搭載した。

スマートフォンの地図アプリでナビゲーション・ルートを設定すると、車載のナビゲーションにも自動でルートを転送。乗車前・後の徒歩ルート、運転中のドライブルートを一括で設定出来るので、出発地点から最終目的地までスムーズに乗員を案内出来るという。くわえてスマート・フォンはキーがわりになるうえ、自動駐車システムの操作用リモコンにもなる。

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最終更新:2019/12/11(水) 21:11
GQ JAPAN

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