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《東京・東久留米》天井まで血しぶき、継父を70か所刺した男の奇妙な素顔

2019/12/11(水) 5:00配信

週刊女性PRIME

《日ごろ家から一歩も出ないヒッキーな自分は、道がわからずにいました》

《一人で切符を買えないダサい自分は必死になって駅員さんに……》

【写真】中学時代の容疑者と《ずっと自分はマダオ》と書いた卒業文集

 三ツ本寛己容疑者は、卒業文集で中学時代をそう自虐的に振り返っている。しかし、それから10数年後、世間を震撼させる事件を起こした疑いで逮捕されてしまった。

 事件は11月8日、三ツ本容疑者の母親と妹がイタリア旅行に出かけている最中に起こった。

「継父に恨みがある」

 東京・東久留米市の容疑者の母名義の一軒家の寝室で、母の内縁の夫(継父)でIT会社の派遣社員の二岡一浩さんが、刃物で全身70か所をメッタ刺しにされて殺害されたのだ。

 同日の午後、二岡さんの勤務先から、

「二岡さんが出勤していない」とイタリアで連絡を受けた母は、現場から2・4キロ離れたマンションに単身で住んでいた次男で無職の三ツ本容疑者に連絡。容疑者が自転車で駆けつけ通報したという。

 警視庁田無警察署の署員が駆けつけると、「焼き切り」という手口で窓が割られていて、中は金品を物色したように荒れ放題。70か所以上、刺された二岡さんの血しぶきは天井まで届いていた。

 しかし、焼き切りと室内荒らしは、物盗りの侵入に見せかけた偽装工作だったようだ。

 警察は12月2日、三ツ本容疑者を強盗殺人の疑いで逮捕した。

「(継父に)恨みがある」と話していた容疑者は逮捕容疑については否認しているという。

 三ツ本容疑者は、20年ほど前に両親が離婚したあと、現場に隣接する西東京市の都営住宅に引っ越してきた。

 小・中学校の同級生は、

「小学校の高学年のころに転校してきました。1つ上にお兄さんがいて、下に妹がいます。おとなしくて、目立たないタイプだった。でも、漫画が大好きで、当時、流行っていた少年ジャンプの『NARUTO』や『ONE PIECE』の話をしていたことだけは覚えています」

探偵という職業へのこだわり

 そのころにはすでに二岡さんは、三ツ本家に転がり込み母親と内縁関係に。容疑者に対して厳しく接していたという報道もあった。

 中学校の同級生は、卒業アルバムを見て、同じクラスだったことを思い出したという。

「存在感は薄かったですね。中学時代は帰宅部でオタク系だったので、話をした記憶はほとんどありません。でも、普段はおとなしいですが、機嫌がいいか悪いかは一目瞭然。悪いときはバタンと大きな音をさせて椅子に座ったり、壁など物に当たったりしていましたね」

 高校時代は、特進コースで学び、卒業後は大学に入ったようだが……、

「成人式のときに会ったら“大学はすぐにやめて働いている”と言っていました」(前出・同級生)

 その後は介護関係や、コンビニなどの仕事を転々として、都内の探偵事務所でも数か月働いた。

「あそこは素人ばかり集めて、給料の未払いが多いと聞いている、極めて評判の悪い事務所ですよ」(業界関係者)

 容疑者も同じく、給料の件で訴訟ざたになっているというが、探偵という職業にはこだわっていたようだ。

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最終更新:2019/12/11(水) 15:42
週刊女性PRIME

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