ここから本文です

今さら聞けない“D2C”と“通販”の違いとは? バルクオムの野口卓也代表に聞いてみた

2019/12/11(水) 12:00配信

WWD JAPAN.com

ここ1~2年で頻繁に聞くようになった“D2C”という言葉。今さら言うまでもないのだが、D2Cは「Direct to Consumer」の略で、”消費者に対して製品を直接的に販売する”というビジネスモデルのことだ。ただその言葉の意味においては、「これまでも多くの存在していた通販ブランドも当てはまるのでは」といった疑問も浮かんでくる。D2Cという言葉がここまで広まってしまって、今さら聞けない「D2C」と「通販」の違いを、D2Cメンズコスメの先駆者である野口卓也バルクオム代表に聞いた。

【画像】今さら聞けない“D2C”と“通販”の違いとは? バルクオムの野口卓也代表に聞いてみた

WWD:最近はD2Cというのがトレンドワードになっています。正直、これまでの “通販”との違いはどこにあるんでしょうか?

野口卓也代表(以下、野口):D2Cブランドと通販ブランドの一番の大きな違いは、D2Cはブランドサイトの立ち上げから顧客への情報発信、広告、マーケティング、購入まで全てがデジタルで完結している点だと思います。立ち上がったブランドに関しては、O2O(Online to Offline)のようにリアル店舗への送客も見られますが、あくまでD2Cというトレンドが発生した本質は、これまで消費者はテレビCMや新聞、雑誌などで情報を得ていたのが、スマホの登場以降、SNSやウェブなど全てデジタルで情報を収集するようになり、それが一般化してきたことで、デジタルだけで完結するようになったところにあります。またD2Cブランドは、創業者の強い思いから製品を作っている企業がほとんどで、製品の品質はもちろん、どのように広告を展開し、販売していくのがいいかなど、デジタルマーケティングにも創業者が大きく関わっている点も特徴です。

WWD:「バルクオム(BULK HOMME)」は2013年からスタートしました。当時はまだD2Cという言葉も一般的ではありませんでした。

野口:そうですね。だから「D2Cブランドを作ろう」と思ってスタートしたのではなく、続けていたらD2Cブランドと言われるようになった感じです(笑)。日本で18年からすごくD2Cのスタートアップ企業が増えました。

1/3ページ

最終更新:2019/12/11(水) 12:57
WWD JAPAN.com

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事