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『トップガン』で一躍有名になったカワサキ・GPZ900R 前期型(1986年~89年)のマイチェンはどんな内容?

2019/12/12(木) 18:06配信

モーサイ

「初代ニンジャ」として1984年に登場してから、20年近くの間その姿を変えずに愛され続けたカワサキ・GPZ900R。映画『トップガン』に登場したことでも知られる1台で、劇中で使われたのは1985年に登場したA2型。ということは以前にもご紹介したのですが、かの名車はその後どのように変化したのでしょうか? 本稿ではA3~A6型までを振り返って見たいと思います。

1986年 GPZ900R A3型

この年は「弟分」のGPZ600R/400Rと共通イメージのカラーリングが施されました。それにともない、ボトムケースの塗装がブラック→シルバーへ変更され、より軽快な印象となっています。
欧州仕様車では、US仕様の「ファイアクラッカーレッド×ギャラクシーシルバー」に加えて、「ルミナスポラリスブルー×ギャラクシーシルバー」も継続して販売されました。
アンダー/サイドカウルに車名や排気量のステッカーが貼られない代わりに、「ninja」のステッカーが貼られるのはUS仕様の特徴ですね。

1987年 GPZ900R A4型

新たなカラーリングとして車体上部を赤、下部を白とした「ファイアクラッカーレッド×ギャラクシーシルバー」が欧州仕様などに登場。「ルミナスポラリスブルー×ギャラクシーシルバー」のカラーリングのものも一部地域では継続して販売されていました。
細かな違いですが、アッパーカウルのステッカー表記が「GPZ」のみに変わったのもこの年からの特徴と言えるかもしれません。

1988年 GPZ900R A5型

シックかつ精悍な黒基調のカラーリングが新登場。写真は西ドイツ仕様ですが、欧州仕様とカラーリングは共通です。ただよく見ると、サイドカバーの車名の隣に国旗があしらわれています。
前年までと比べるとマフラーがほんの少し長くなり、フロントブレーキディスクも穴が多いタイプになっています。
地域によっては「エボニー×パールコスミックグレー」のほか、「ファイアクラッカーレッド×ギャラクシーシルバー」「ルミナスポラリスブルー×ギャラクシーシルバー」も販売されました。

1989年 GPZ900R A6型

平成に入ってから登場した(と言ってもあくまで輸出モデルですが)A6型では、ホイールのカラーリングが変更されました。従来モデルはスポークの一部で地金の色を活かしていましたが、このモデルからは単色仕上げに。
また、ガソリンの気化熱でキャブレターが過度に冷やされるアイシング現象を防止するため、エンジン冷却水を利用したキャブヒーターを採用しています。このキャブヒーターは車体右側より視認でき、緑色の液体が入ったタンクがわかりやすいですね。
なお、フロントタイヤが16インチだったのはこのモデルまでで、次のモデルからタイヤサイズが変更されます。そのため、このA6型までを「前期型」とするマニアも多いようです。

最終更新:2019/12/12(木) 18:40
モーサイ

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