ここから本文です

ふわふわした食感がたまらない「台湾風カステラ」に大行列!

2019/12/12(木) 6:37配信

SmartFLASH

「タピる」が2019年流行語大賞のトップ10入りしたように、台湾発のタピオカドリンクが空前のブームになった今年。食のトレンドを語る上で外せない台湾スイーツのなかで、次にブームを巻き起こしそうなのが「台湾風カステラ」です。

 台湾カステラとは、台湾・淡水地域の名物で「シェンカォウダンゴウ」といわれる大型カステラのこと。スポンジケーキのようにふわふわした食感が特長で、現地でも大人気のスイーツです。

「台湾発祥のカステラを日本向けにアレンジしたのが、当店の新カステラです。台湾のものに比べて、甘さ控えめでしっとりした生地に仕上げました。

 日本ではおやつとしてカステラを食べますが、食事メニューとしても美味しく食べられるように工夫しています」

 こう話すのは、台湾と韓国のハーフで、日本語が堪能な「新カステラ」(東京・高円寺)の店長さん。

 焼き上がった大型カステラは、そのまま顔をうずめたくなるほど、赤ちゃんのほっぺたのようなきめ細かさ。熱々の出来立てを店内で均等に切り分け、1カットのサイズで販売。日本のカステラより大きめで、長さ17cm、幅10cm、高さ7cmほどあります。

 焼き立てをいただいたところ、まさにほっぺたが落ちる美味しさ。スフレケーキのようなふわっとした口どけと、しっとり絹のような滑らかさが絶妙。卵、小麦粉、砂糖など、シンプルな素材で作られているのに、これまでのカステラと違う軽い味わいで、いくらでも食べられそう。

 パンのようにトーストして食べたり、フレンチトースト風に卵をつけて焼いたり、生クリームでデコレーションしてケーキ風にしたりと、甘さ控えめだから、いろんなアレンジを楽しめるのも魅力です。リピーター率も高く、週末は行列が絶えないそうです。

「ただ、一過性のブームになってほしくないので、店舗を増やす予定は今のところありません。新カステラとして、まずは高円寺から発信して根付いてくれたら嬉しいですね」と語るそばから、ひっきりなしにお客さんが買いに訪れます。

 昨年、日本から台湾に訪れた旅行者数は197万人と過去最高を更新。本場・台湾で食べた味を日本でも求めるニーズが高まり、台湾グルメの人気が加速しています。タピオカやカステラは以前から日本にあるものですが、そこに台湾発祥というワードが加わり、新たなスタイルが生まれているのです。

 ベビーカステラや新感覚のカステラ専門店がオープンするなか、台湾風カステラを筆頭に、新タイプの「ネオ・カステラ」ブームが来そうです。カステラパンケーキ、生カステラ、チーズケーキとのハイブリットカステラといった、カステラの新しい食べ方に注目です。

 クリスマス、忘年会、帰省など、手土産やプレゼントを買う機会が増える年末年始。これまでとは違う新タイプのカステラを渡したら、喜ばれること請け合いです。

取材・文/トレンドウォッチャー・くどうみやこ
 大人世代のライフスタイルからトレンドまで、時流をとらえた独自の視点で情報を発信。メディア出演から番組の企画、執筆、講演など、活動の幅は多岐にわたる。現在は、『NHKジャーナル』『ホンマでっか!?TV』他、多数のメディアで活躍中

最終更新:2019/12/12(木) 6:37
SmartFLASH

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事