ここから本文です

〈名古屋市主婦殺害事件〉犯人は“消極的なB型の女性”と判明するも残る2つの謎

2019/12/12(木) 12:00配信

週刊女性PRIME

「カメラの前で泣かないようにしています。犯人が私たち家族を苦しめることが目的なら悲しむ姿を見て、しめしめと思うかもしれないからです。何があっても犯人を捕まえて聞きたいんです。なぜ、奈美子が狙われたのか、殺されるほどひどいことをしたのか。私への恨みで彼女が襲われたのか。まったくわからない……」

【写真】幸せに包まれた家族写真。平穏な生活は突如、何者かに奪われ……

 そう訴えるのは愛知県名古屋市の高羽悟さん(63)。1999年11月13日、妻・奈美子さん(当時32歳)が名古屋市西区の自宅(当時)で何者かに殺害された。容疑者は今も逃走を続ける。

 悟さんと当時2歳だった長男の航平さん(22)は事件後、同市内の悟さんの実家に移ったが、悟さんは20年間、事件現場の自宅を借り続けている。犯人が逮捕され、現場検証が行われるその日まで。

侵入者は顔見知り?

 悟さんに自宅に案内してもらった。そこには奈美子さんの奪われた日常の一部が残されていた。

 パジャマの上に羽織っていたという赤いチェックの上着、大好きな松田聖子のファンクラブの会報、雑誌や新聞を切り抜いてファイリングしたオリジナルのレシピ集に育児書──。

 家族思いの主婦として生きた証の数々。なぜ事件に巻き込まれたのか。

 事件は正午前後に発生したとみられる。奈美子さんは昼食をとろうとしていたようで、テーブルの上には航平さんのための味噌汁と、奈美子さんが普段は食べないというカップラーメンがのびきった状態で置かれており、テレビからは『笑っていいとも!』の録画が流れていた。

「奈美子は来客があれば台所の窓から必ず確認するんですが、その日は確認しなかったのかもしれない。朝、宅配の不在票も入っていたので、疑わずに開けてしまったのかもしれません」

 侵入者は顔見知りだったのか。奈美子さんは廊下とリビングの間に倒れていた。死因は失血死、凶器は見つかっていない。部屋にいた航平さんにはケガはなかった。着衣の乱れはなく、取られたものもなかった。

 ただし、玄関には犯人のものと見られる大量の血痕が残っていた。犯人は部屋に侵入、奈美子さんと格闘の末、殺害。自身も負傷したものと考えられる。

1/3ページ

最終更新:2019/12/12(木) 18:12
週刊女性PRIME

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事