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梅宮辰夫さん81歳で死去 「もう一度嫁に…」と本人が語った娘・アンナへの思い

2019/12/12(木) 12:03配信

文春オンライン

俳優の梅宮辰夫さんが、12月12日朝、81歳で亡くなりました。昨年3月に行われた初のディナーショーを終えて、娘の梅宮アンナさんや孫への思いを語った記事を、追悼とともに掲載します。

【写真】梅宮辰夫さん、娘・アンナ、孫・百々果との3ショット

(出典:「週刊文春」2018年5月3・10日号)



「額の下の動脈を切ってしまったものだから出血が多量でしてね。でももう大丈夫です、順調に完治しております」

 そう話すのは、俳優の梅宮辰夫(80)。今年3月15日、顔面を30針縫う大怪我に見舞われたのだ。

 その日、初のディナーショー「梅宮辰夫 生誕80年・芸能生活60年を祝う会」が東京プリンスホテルで予定されていた。

 ホテルに到着した際、足を滑らせて頭から転倒し、顔面を強打。救急車で病院に運ばれた。

 病院で検査、処置を受けたあと、「お客様がいるかぎり這ってでも!」と会場に戻り、リハーサルなしでディナーショーを“強行”した。

「ステージに登場した梅宮さんは、顔面に大きな絆創膏を貼りサングラス姿でした。会場のお客は息を飲みましたが、『笑っておくれ、きょうはオペラ座の怪人でいくよ』と笑わせたうえで、往年の名曲『ダイナマイトロック』を歌いあげたんです。

 美川憲一や錦野旦、出川哲朗などゲストも多彩で、3時間ほど盛り上がりました」(芸能記者)

 同月23日には抜糸し、26日からは予定されていたハワイへの家族旅行に出かけていた。

 梅宮本人が語る。

「結婚式を挙げた45年前からハワイに行っているんですが、人口も車もビルも増えて、小鳥のさえずりや花の匂いがしなくなって。『ハワイってこうじゃなかったんだけどな』と失望しましたね。家族で行けたのはよかったですけれど、これが最後になるかななんて言いながら帰ってきましたよ。ハッハッハ!」

アンナに「早くヨメに行けよ!」

 ディナーショー当日、客席でショーを見守った娘・梅宮アンナ(45)が、「梅宮辰夫の娘でよかったです」と言葉を贈ると、照れ隠しなのか、「早くヨメに行けよ!」と返す場面もあった。

「そうですね、やっぱり孫がいますからね。孫のために、ぜひそうなってほしいと思いますよ」(梅宮)

 2001年6月に結婚した娘のアンナは約2年後に離婚。孫娘で現在16歳の百々果さんは、当時1歳になったばかりだった。

「僕はね、父親のつもりで接してきたつもりなんですけどね。父親とお爺ちゃんという立場は、どうしても開きがありますからね……。早くパパができた方がいいなという思いはあります。孫のためにはね(笑)」(同前)

 おととしには、十二指腸乳頭部がんで11時間にも及ぶ大手術を経験した。

「気を付けてはいるんですが、たまにウッカリしたときに転ぶことはありますよね。年寄りになったらしょうがないですね。

 元気だし、食べ物もお酒もまったく制限はないんです。でも昔に比べたらやっぱり食欲も減ったし、(一昨年の)手術の前までは酒も1日も欠かすことがなかったんですけど、いまは週のうち3回くらいですかね、アルコール飲むのは。

 今? アサヒのドライゼロっていうの(ノンアルコールビール)が美味しいですよ! どのみち僕はビール程度で酔わないのでこれでも同じなんですね。アルコールが入ってないから、これなら朝から飲みます(笑)」(同前)

 芸能生活60周年を迎え今後の予定を問うと、こんな答えが。

「いまの芸能界は夢がないんで、何かやろうという意欲がわきませんね」(同前)

 そう毒づく梅宮の声は、すっかり“不良番長”のそれに戻っていた。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年5月3・10日号

最終更新:2019/12/12(木) 12:48
文春オンライン

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