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今年の日本株 GG賞、カムバック賞、失策王を選ぶならどの銘柄?

2019/12/13(金) 16:00配信

マネーポストWEB

 年初に2万円割れでスタートしながら12月には年初来高値となる2万3000円台まで上昇した日経平均株価。好調な日本株市場を牽引した銘柄を、プロ野球のタイトル風に勝手に表彰しよう。ここではゴールデングラブ(GG)賞、カムバック賞、失策王、夏男を選出する。

●ゴールデングラブ賞

 相場が軟調な局面でも安定して上昇した銘柄を“堅実な守備”として「ゴールデングラブ賞」に選出した。株式評論家の植木靖男氏が挙げたのは、ユニクロを展開するファーストリテイリング(東証1部・9983)。

「日経平均への寄与度が高い“日経ヘイキンズ”の主力選手で、1年を通じてバツグンの安定感を誇りました。利益を着実に積み上げ、失点をしない経営力はゴールデングラブ賞にふさわしい」

●カムバック賞

 長く東証1部に在籍するも低調な成績が続いていた銘柄には、今季復活を遂げ「カムバック賞」に値するものもある。昨年、球界では松坂大輔が受賞したが〝兜町リーグ〟ではどうか。

 日経CNBCコメンテーターでケイアセット代表の平野憲一氏はソニー(東証1部・6758)を挙げる。

「2000年のITバブル期に3万円を超える株価をつけたソニーは長らく低迷していましたが、今年3月の4500円台から12月には7000円台へと上昇。全盛期の活躍には及びませんが、PC事業の売却やテレビ事業の分社化など、プレースタイルを変えた新しい姿で結果を残した」

●失策王

 一方、圧倒的な存在感を示しつつも今年は落ち込んでしまった銘柄を「失策王」とした。前出・植木氏はソフトバンクグループ(東証1部・9984)を挙げた。

「投資先の米国のシェアオフィス大手、ウィーワークの経営悪化などでファンドに巨額の損失が生じ、孫正義社長自らが『今回の決算はボロボロ。真っ赤っ赤の大赤字』と言うほどの大失策で、後半戦の株価も冴えなかった」

 球界では日本一に輝いたが、株価は対照的な結果だった。

●夏男

 球界では8月に夏バテする選手が出るように、株式市場でも夏休みなどで投資家が閑散とする「夏枯れ相場」がある。そんな中でも活躍した「夏男銘柄」を挙げるのは、カブ知恵代表の藤井英敏氏だ。

「今年の夏枯れ相場では、ゲーム関連がテーマ株として持て囃され、enish(東証1部・3667)、KLab(東証1部・3656)、コロプラ(東証1部・3668)などはその中でも強い値動きを見せました」

※週刊ポスト2019年12月20・27日号

最終更新:2019/12/13(金) 16:00
マネーポストWEB

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