ここから本文です

Gクラスとディーゼルの組み合わせが最強な理由とは? メルセデス・ベンツ G350d試乗記

2019/12/13(金) 21:23配信

GQ JAPAN

メルセデス・ベンツのクロカンモデル「Gクラス」のディーゼルモデル「G350d」に小川フミオが試乗した。印象はいかに?

【写真を見る】1192万円の価格は妥当か?

バランス良好!

2018年に新型になったメルセデス・ベンツのGクラスに、2019年4月に追加されたディーゼル・エンジン搭載のG350dに試乗した。

日本でのデリバリーがはじまったのは夏。V型8気筒ガソリン・エンジン搭載モデルを横目に見ながら、ディーゼル・モデルの登場を待っていたひとには、待った甲斐のある内容であった。

G350dの魅力は、乗りやすさと運転の楽しさ、ともに備えている点にあると思う。

日本でも高い人気を誇る理由として、背は高い(1975mm)が全長(4660mm)は比較的短く、四角い車体のためコーナーの見切りがいい、などがあげられる。

全高1975mm&全幅1930mmのプロポーションは、どことなくユーモラス。SUVのメルセデス・ベンツ「GLE」になると、全幅1947mmに対し、全高は1772mmに抑えられている。

正面からみたとき、ほぼ正方形という寸法ゆえ、走行安定性が気になる人も多いかもしれない。が、実際は、従来型を大きくしのぐ。まったく不安はない。

Gクラスはオフロード走破性を追求しているため、ラダーフレームと、ストロークが長いサスペンションを採用している。そのため従来モデルで一般道を走ると、ゆっさゆっさといろいろな方向に揺れてしまう。

しかし新型Gクラスは、フロントサスペンションが固定式でなく、独立式に変わった。それによって、一般的なセダンしか乗ったことのないひとでも違和感のないものになっている。

ドライバーの目線は高いものの、ロールセンターは低くなっているので、操縦感覚は乗用車に近い。とくにコーナリング時の車体の安定性は、全高2m近いクロスカントリー型4WDとは思えないものである。

オフロードを走ってみたときは、サスペンションストロークの長さゆえ、車輪の接地性がよく、かつ操舵性にすぐれるため、コントロール性が高かった。いっぽう、オンロードでは先述のように、“フツウのSUV”なみに快適なのだ。

試乗車には「アダプティブ ダンピング システム」が装備されていた。速度や路面からの入力をコンピューターが判断し、自動でダンビングレートを変えていく。乗用車のような乗り心地であると感じたのは、このシステムの恩恵もあるはずだ。

1/3ページ

最終更新:2019/12/13(金) 21:25
GQ JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事