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代謝が上がる!? ダイエットのベストシーズンは真冬だった

2019/12/14(土) 21:04配信

ウィメンズヘルス

臨床内分泌学・代謝学専門誌『The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism』に掲載された新たな論文は、低い気温に長い間さらされていると、「危険な白色脂肪」が「カロリーを消費するベージュ脂肪」に変わることを明らかにした。つまり、この冬を乗り越えるだけで体脂肪が燃えやすくなるということ。その内容を『Prevention』からご紹介。

体脂肪なら、白だろうとベージュだろうと関係ない? 褐色脂肪組織は良性の脂肪で、熱を産生するためにできるだけ多くのカロリーを消費する。この褐色脂肪細胞、赤ちゃんの体には多いけれど大人の体には不足気味。でも、これまでのマウス実験によって、低温にさらされた白色脂肪は、ベージュ脂肪(褐色脂肪のカロリー消費・脂肪燃焼作用がいくらかある)に変わることが分かっている。今回の研究は、人体でも同じことが起こり得ることを初めて実証したもの。

「人間は何世紀にもわたり、さまざまな生理的ストレスに適応してきました。よって、脂肪細胞が断熱するだけでなく、“ベージュ”になって熱も産み出せる設計になっているのは、当然のことと言えます」

と説明するのは、米ケンタッキー大学内分泌学教授のフィリップ・A・カーン。この論文を執筆したカーン教授は、成人55名から採取した脂肪組織のサンプルを分析した。白色脂肪をベージュ脂肪に変える理想的な気温はまだ分かっていないけれど、寒い外で1日中過ごす必要がないことは分かっている。カーン教授のチームが被験者の太ももにアイスパックを当てたところ、白からベージュへの脂肪変換刺激が30分で2.5倍以上になった。「ベージュになり得る白色脂肪は体内にたっぷりあるので、脂肪がたくさん燃える可能性がありますよ」とカーン教授。

暖房を低く(15~20℃くらいに)設定すれば、ベージュ脂肪を増やすついでに電気代も減らせるけれど、あなたの体重にかかわらず、一番良いのは外に出ること。コートを羽織り、素晴らしい冬景色を歩きながら楽しもう。

※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。

最終更新:2019/12/14(土) 21:04
ウィメンズヘルス

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