ここから本文です

「俺の話は長い」ついに最終回!ありがとう、岸辺家<試写室>

2019/12/14(土) 12:00配信

ザテレビジョン

ドラマ「俺の話は長い」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系)最終回が12月14日(土)に放送される。

【写真を見る】陸(水沢林太郎)と春海(清原果耶)の恋の行方はどうなるのか…

本作は、母・房枝(原田美枝子)に寄生して働かず、得意のヘリクツで自分のだめさをごまかし続ける満(生田斗真)が、家族と世間にもまれ、少しずつ成長していく姿を30分×2本立てで描くホームコメディー。

義兄・秋葉光司(安田顕)、姉・秋葉綾子(小池栄子)、めい・秋葉春海役(清原果耶)の姉家族がマイホーム建て替えのため一時避難してきたことで、毎話お茶の間で大乱闘を繰り広げている。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、完成DVDを事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

■ 其の十九・すき焼きと引っ越し

檀野(長谷川初範)家で、秋葉家の送別会を兼ねたお肉パーティーが開かれるが、意地でも行かない満(生田)。

「後で肉食べたかったなんて言ってもしらないからね」「言わないから心配するな」家族がたらふく肉を食べた翌日、満は引っ越し前の最後の夕飯はすき焼きしかあり得ないと言いだす。

「登校拒否に始まって高平陸(水沢林太郎)との恋愛問題、光司さん(安田)の仕事問題、その折々で秋葉家の危機を救ってきたのは誰だ?光司さんと春海(清原)の仲を復活させたのは誰のおかげだ?」と譲らない。

「3カ月前の開会式、五輪の輪のように5人で肩寄せ合って食べたすき焼きを閉会式でもう一度食べたいんだよ」

一方、光司はタクシーの運転手になるという。そこには春海の夢も関係していた。

■ 其の二十・コーヒーとマラソン

秋葉家が去り、岸辺家に母と息子2人の日常が戻ってきた。「や」「れ」と書いてあるノートを広げる満。

ある朝コタツの中の満は洗濯物を畳む房枝(原田)の顔をうかがう。「はいはい分かりましたよ」「そこまで言うんなら面接受けるよ」「え?私何も言ってないわよね」議員秘書の面接を受けるという満。「その顔がね、毎日俺に『面接行けって』言ってくるわけ」

面接の朝、満はスーツ姿で房枝にコーヒーをいれてから出発する。ところがこの日、商店街はハーフマラソンの真っ最中というスーツで歩くにはとんでもなく恥ずかしい状況に。

駅に向かってランナーとは反対側を歩く満を発見した家族や友人は、とある行動に出る。

思い返せばこのドラマは「すき焼き」から始まった。そして、「すき焼き」で終わる。粋だな…。

この家族は“食べる”ことが好きなんだと思う。いや、食べないと生きていけないんだけど。みんなでごはんを食べること、その時何を食べるかを大事にしてる。

第9話では、近所の中華料理屋さんに5人でラーメンを食べに行くシーンがあった。もう遅い時間だったが、ああやって夜の深い時間に、家族で外食というのもワクワクするし、何より春海が大人になった時いとおしくなる時間だろう。

家族と過ごした時間が、宝物になると感じる時期がくると思う。春海には、そういうことが分かる大人に育ってほしいと、お姉さんは思うよ…。

綾子たちが引っ越していき、岸辺家には満と房江、二人の日常が戻る。房江は、寂しい表情を見せない。お母さんって強いよねぇ。いや、一概にそうとはいえないが、わたしの母親に似ていて懐かしくなった。

満は、どこか寂しそうな表情を見せる。3カ月5人で生活してたのに、分かってはいたけど急にお母さんと二人だもんね。そりゃ寂しいよね。

そんな中、満は明日香(倉科カナ)からの伝言「やれ」を眺める。30代になり、周りから孤立しているような、置いていかれるように思ってしまうこともあったかもしれないけど、何かを「やろう」と思えるのはすごい。

スーツを新調して、面接に向かう満の姿はとても頼もしい後ろ姿だった。

3カ月、楽しませてくれた5人に感謝したい。誰が見ても「こういう人いる」「こういうことある」と感情移入できるドラマだったと思う。

誰もが経験したことのあることや、ちょっと苦い青春時代を思い出したり、明日実家に帰ってみようかな、お母さんにメールしてみようかな、とこのドラマを見て思うのではないだろうか。

いつかまた、満を見られたらいいな。その時満は働いているのかなぁ。まだ実家で暮らしてたりして。

房江には、まだまだ喫茶店を守っていてほしい。綾子は、バリバリ働いて、春海が憧れる女性でいてほしい。光司には、働きながらも、音楽を楽しんでいてほしい。そして、満とずっと仲良くいてほしい。(ザテレビジョン)

最終更新:2019/12/14(土) 12:00
ザテレビジョン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事