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「いだてん」視聴率低迷でも神最終回確信のワケ

2019/12/14(土) 8:10配信

東洋経済オンライン

 「#いだてん最高じゃんねぇ」というハッシュタグがある。NHK「いだてん」後半の主人公=田畑政治(阿部サダヲ)の口癖をもじった「いだてん」応援タグである。

 12月15日の最終回に向けて、このハッシュタグが、ここ数日かなり盛り上がっている。世間的には盛り上がらなかったという烙印を押された格好の「いだてん」だが、コアな層はいよいよピークを迎えつつあるという「2層構造」になっているのだ。

 今回は、最終回を目前にしたこのタイミングで、この「2層構造」の実態を総括したいと思う。「いだてん」の1年間を冷静に振り返りつつ、最終回に向けた期待を述べてみたい。

■視聴率の低迷にあえいだ「いだてん」

 正直、「いだてん」の1年間は苦闘の1年間だった。視聴率が低迷し続けたのだ。

 初回こそ15.5%を記録するも、だんだんと高度を下げ、2月10日放送の第6話で9.9%と初の1ケタ台に落ち込み、それから12月8日の第46話に至るまで、実に41話連続で1ケタ台が続いている(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 それどころか、不幸にもラグビーワールドカップ(日本対スコットランド戦)の裏で放送されることになった第39話は何と3.7%で、大河ドラマ史上最低視聴率を更新することとなる(第39回「懐かしの満州」はいわゆる「神回」だっただけに惜しかった)。

 視聴率低迷の原因は、すでに多く語られているが、まずは「大河(ドラマ)らしくなさ」だろう。

 「ある1人の歴史的英雄の人生を、1年間かけてじっくりと追っていく」のが「大河らしさ」とすると、金栗四三や田畑政治という(西郷隆盛や明智光秀に比べたら)無名の2人を主人公としたことは、大河ファンの需要と合わなかったはずだ。

また、今年2月の段階で筆者が本連載「大河『いだてん』からそれでも目が離せない理由」で指摘した、「情報洪水」とでも言うべき、展開がやたらと忙しい濃密な脚本も、シニア層を多く含有する大河ファンから忌避されたと思われる。

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最終更新:2019/12/14(土) 8:10
東洋経済オンライン

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