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スーパーのレシートって必要? キャッシュレス決済の未来を考える

2019/12/14(土) 8:51配信

週刊SPA!

 2019年は、急速に「キャッシュレス決済」が叫ばれた年でもあった。では、キャッシュレス決済が完全普及した先の「未来」とは何か? それはペーパーレスの時代である。電子ウォレットにチャージしたお金は、言い換えればデジタルデータ。そしてデータは常に累積されるものだから、いざという時にその履歴を見れば「いつどこでいくらの買い物をした」ということが分かる。わざわざ店で紙のレシートを発行してもらう必要性はなくなる。

 だが、どういうわけだろうか。PayPayやSuica等のキャッシュレス決済サービスが浸透しようとしている今でも、レジからレシートが飛び出てくる。言うなれば、デジタルの中にアナログが住み着いているのだ。これは明確な「矛盾」である。

レシートにシャチハタを押す「不思議な動作」

 筆者の自宅の近所にあるスーパーマーケット。地元静岡市では有名なチェーン店舗だ。このスーパーでは最近、キャッシュレス決済サービスへの対応を始めた。PayPayから始まり、LINE Pay、メルペイののぼり旗も立つようになった。レジ前に掲げるQRコードを、利用客のスマホで読み込む方式だ。

 財布がなくとも、このスーパーで買い物ができるようになった。キャッシュレスの手軽さ、便利さはもはや誰しもが知るところである。が、決済直後に不思議な光景が繰り広げられる。レジから出てきたレシートに、店員が自分の名の彫られたシャチハタを押して渡すのだ。

 店にとっては、いつ誰がレジ対応を行ったのか明確にするための措置なのだろう。しかし、現金決済の時にはない「レシートにシャチハタを押す」という動作がキャッシュレス決済の場合には存在する。もちろん、その分だけ店員に余計な負担がかかるし、利用客も待たされる。そもそも、これではキャッシュレス決済の意味がない。

 取引が発生する毎に、その記録はサーバーに蓄積されていく。店舗運営者がそれを閲覧することはいつでもできるし、元来キャッシュレス決済というものは「人の手で記録をつけなくてもいい」という点を強みにしている。

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最終更新:2019/12/14(土) 8:51
週刊SPA!

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