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年代別でこんなに変わる「転職理由」 20代はスキル、30代は年収、40代は…

2019/12/15(日) 8:10配信

NIKKEI STYLE

■年収アップは半数、失敗は3割

年収の変化について質問したところ、46%が「増えた」と回答。「変わらなかった」は19%、「減った」は31%だった。

2015年に実施したアンケート調査(有効回答数は751人)では、「増えた」(41%)のうち「200万円超増えた」との回答は2%だったが、今回は10%と比率が大きく上がった。需給ひっ迫感が特に強いデータサイエンティストやデータアナリスト、ITエンジニアなど、職種によっては高額の年収を提示して、外部の人材を採用するケースが増えていることが影響しているようだ。

転職についての自己評価を尋ねたところ、「成功」との回答は74%、「失敗」は26%だった。「成功」と評価した理由は「年収が上がった」「キャリアアップできた」「やりがいがある」が大半を占めた。「失敗」と評価した人に原因を聞くと、「調査不足」「焦り」との分析が目立った。

◎転職が「成功」と答えた理由
・業界大手に移籍できた。年収、やりがいに加え、同僚の意識の高さに刺激される(30歳代男性)
・福利厚生が充実、結婚出産後も働き続けることができそう(30歳代女性)
・希望どおりのスキルアップにつながるレベルが高い環境(30歳代男性)
・仕事内容も年収も人間関係もかなり改善された(40歳代男性)

◎転職が「失敗」と答えた理由
・オファーから意思決定までの期間が短く、自身も急いでいたため熟考できなかった。もっと吟味してから決めるべきだったと後悔している(40歳代女性)
・ワークライフバランスは改善したが、将来性に不安がある(30歳代男性)
・会社の将来性に不安。残業代、昇給、賞与がないなど、事前の情報収集を怠った(20歳代女性)
・すでに退社していた焦りもあり、最も早く内定した会社に決めてしまった(40歳代男性)

日経HRの中島秀雄キャリアコンサルタントは「数年前までは就業環境や人間関係への不満など、ネガティブな理由による転職が多かったが、最近はキャリアアップなど前向きな理由が増えている」と分析。「中途採用需要が高まっているとはいえ、転職の目的と転職先との適性を冷静に照らしあわせて、慎重に判断することが重要」とした。

(日経キャリアNET編集チーム 渡辺茂晃)

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最終更新:2019/12/15(日) 8:58
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