ここから本文です

女子ゴルフ・渋野日向子は来季も魅せる。東京五輪に出場して金メダルを!

2019/12/15(日) 6:10配信

週プレNEWS

女子ゴルフの国内ツアーの今シーズン最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで優勝したのは韓国のぺ・ソンウ。史上最年少での賞金女王となる可能性をわずかに残し、優勝を狙った渋野日向子は惜しくも2位タイに終わり、奇跡の逆転はならなかった。

【フォトギャラリー】渋野日向子&鈴木愛

鈴木 愛、申ジエ、渋野の「三つどもえの賞金女王争い」に話題が集まるなか、注目の渋野は初日から好順位につけ、最後まで優勝争いに絡んだ。その影響で、大会4日間の入場者数は2万5117人、最終日の平均視聴率は13.6%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)で今季最高を記録するなど、"シブコ効果"は最後まで衰えなかった。

2019年の賞金女王は鈴木 愛。およそ760万円差の渋野が2位、申ジエが3位という結果になった。賞金女王は逃したが、19年の女子プロツアーの主役は間違いなく渋野だった。シーズン開幕当初、彼女がこここまでになると誰が予想しただろう。

渋野は昨年、2度目の挑戦のプロテストで14位タイとなって合格。今シーズンはQT(ツアー本戦へのシード権を持たないプロゴルファーが、シード権を得るために参加する予選会)40位というギリギリの資格でのツアー参戦だった。本人もシーズン開幕直後は、「今年は出る試合で予選を通過することが目標です」と語っていた。

5月にプロ初優勝を飾ったときでさえ、「練習日に、コーチに『私、80を切れる気がしないです』って言ったくらいだったんです」と振り返るほど、手探りのシーズンスタートだったのだ。しかし終わってみれば、年間4勝、トップ3フィニッシュ7回。予選落ちはたった3回と、新人としては驚くべき好成績を残したのである。

そして何より、8月のAIG全英女子オープンで42年ぶりとなる日本人メジャー優勝を果たすという快挙を果たした。前半戦とは打って変わり、国民的なスター選手となりシーズンを過ごすことになったのだから驚きだ。



イギリスから帰国して以降の"シブコフィーバー"は女子ゴルフ界を大きく変えた。中継の視聴率やツアーの入場者数にもそれは表れているし、ゴルフの専門誌は「渋野の表紙の号は部数がよくなる」といわれているほどだ。

渋野がゴルフやスポーツという枠を超え、これほどに"お茶の間"に受け入れられた理由は、今年の新語・流行語大賞の候補になった「スマイリングシンデレラ」とも称される、あの笑顔だろう。白くてきれいな歯並びを見せながら、本人が表現するところの「フハッ」という感じの噴き出し笑いは、多くの人を魅了した。

もちろん笑顔だけではない。今シーズンのスタッツを見れば、「平均バーディ数」「パーブレーク率」「バウンスバック率」の3部門で1位を獲(と)っている。「パーブレーク率」とは、バーディやイーグルのホール数を全ホール数で割ったもの。「バウンスバック率」は、ボギーかそれより悪いスコアだった直後のホールで、バーディかそれよりいいスコアをマークする確率だ。

1/2ページ

最終更新:2019/12/15(日) 6:10
週プレNEWS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事