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女子ゴルフ・渋野日向子は来季も魅せる。東京五輪に出場して金メダルを!

2019/12/15(日) 6:10配信

週プレNEWS

簡単に言えば、渋野はバーディやイーグルを獲る攻撃的なゴルフでギャラリーをワクワクさせ、ボギーを打った後には落胆するときもあるけれど、「頑張れ!」というギャラリーの声援に応えて次のホールでバーディを獲る。そんなゴルフをやってきたのである。

見る人の期待に応えることは大変なことだが、渋野はこの一年、それをやり通した。全英女子オープンでは、「コレを決めれば優勝」という5mの下りのスライスライン、まさに"人生が変わる"というラインが残った。

多くの人は、「きっとプレッシャーで、カップの手前で情けなく止まるパットになるだろうな。だから日本人は勝てないんだ」と思って見ていたはず。だが、渋野は約7300万円の賞金がかかるあの一打を、外れたら3mは軽くオーバーするほどに強く、きっぷよく、「壁ドン!」で決めたのである。

そんな渋野の活躍で、今シーズンは賞金女王争いとともに、来年の東京五輪代表争いも注目された。

ゴルフ競技の五輪代表は、国際ゴルフ連盟が発表する、男子は来年の6月22日、女子は同29日の「オリンピックゴルフランキング」に基づき決定する。

男女とも、まずはランキング15位までのプレーヤーに優先的に出場権が与えられる(ただし1ヵ国4名までに限る)。残りを16位以下のプレーヤーの中から(15位以内の有資格者も含め1ヵ国につき2名を上限に)出場権が与えられ、男女とも最大で60人の出場プレーヤー枠が決まる。



12月3日現在のオリンピックランキングを見ると、日本人の女子は、今シーズンに日米の両ツアーで計3勝を挙げた畑岡奈紗の5位が最上位。12位に渋野、17位に鈴木が入っている。

前回のリオ五輪で日本代表となった大山志保は、「日本人選手が15以内に3人入る可能性がある」と予測する。そして、「私が出たとき(ランキング43位)とは違って、今の彼女たちは世界ランクの上位者です。彼女たちがメダルを獲る可能性は非常に高いですし、期待ができると思いますよ」と話した。

渋野は激動のシーズンを終え、来季の目標を「6月までに成績を残してオリンピックの代表を目指し、そして選ばれたら、金メダルを獲れるように頑張りたいと思います」とはっきり口にした。来る20年も、渋野は多くの人々の期待に応えて五輪の舞台を目指す。


取材・文/古屋雅章 写真/益田佑一

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最終更新:2019/12/15(日) 6:10
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