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カワサキはZ1/Z2という空前絶後の傑作バイクをなぜ50年近く前に作れたのか?

2019/12/16(月) 10:01配信

FUNQ

カスタムで性能アップ、自分だけのスペシャルに

登場時はさておき、豊富なアフターマーケットパーツが登場し、改造を楽しめたのもZ2の特徴だ。

もともとの素性がよく、エンジンがパワーアップに耐えたこと(このあたりは4輪のGT-RやフェアレディZに通じるものがある)、シンプルなネイキッド仕様だったため改造がしやすく、変化が目に付きやすかったこと、後にスーパースポーツバイク用のパーツや、レース用パーツなど高性能なパーツが手に入れやすかったこともあるだろう。

音も変わって、スタイル的にも激変するマフラー交換はその第一歩だったことだろう。特にZ2の場合はノーマルがメッキの4本出しマフラーだったこともあり、重量も重かったから、マフラーを集合管にすると、大幅に軽くなるし、パワーは上がるしで、効果は大きかった。

エアクリーナーボックスを取り除いてのファンネル仕様、オイルクリーナーやアールズのオイルラインの追加も定番の改造だ。タイヤはワイドにして(ノーマルは時代もあって、我々が思っているより細い)、ホイールもワイドなキャストホイールに交換。

そうなると、コーナリング時にフレームにかかる負担も大きくなるので、フレーム補強、スイングアームもアルミのレーサーレプリカのものに換装となると、かなり大幅な改造になる。ツインショック なので交換が簡単なリヤサスペンションは、オーリンズなどのリザーバータンク付きのものに。フロントフォークはレーサーレプリカなどのものを使うことが多かった。

ハンドルはノーマルのアップライトなポジションからもっと下げる。研二君を意識するならクリップオンがそれらしいが、実際にはそこまでしてしまうと少々乗りにくかった。

ブレーキはディスクに。キャリパーがブレンボやAPロッキードなどのものに換装されているとさらにそれらしい。チェーンをRKのゴールドに、スプロケットもアルミのものに交換。ミラーやウィンカーなどの灯火類は、最小限のサイズのものに……というのが定番だった。

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最終更新:2019/12/16(月) 10:01
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