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"猫グラビア"で1年の締めくくり。吉岡里帆が振り返る2019年「スポ根体質からは当分抜けられそうにないです」

2019/12/22(日) 13:00配信

週プレNEWS

――逆に、一番つらいのは?

吉岡 本番です。映像と違ってやり直しが一切利かないですから。今回も、楽しみでもありますが毎日ものすごいプレッシャーと闘って演じることになると思います......。

――今まで失敗したことってあるんですか?

吉岡 実はあります(苦笑)。『ナイスガイ in ニューヨーク』(2016年12月公演。福田雄一が演出を手がけた喜劇作品)に出演したときのことです。酔っぱらうシーンがあったんですけど、不安だったので出番前に舞台裏でずっと酔っぱらう演技をして準備していたんです。それで、舞台に出る扉にちょっとだけ寄りかかったら、そのまま「バーン!」と開いてしまって。

――えっ! そ、それで、どうなったんですか!?

吉岡 舞台上にいた共演の井上芳雄さんと間宮祥太朗さんがこちらを見て固まっているのを感じました。でもその後おふたりがアドリブでしのいでくださって、助けられました......。演出の福田さんは笑ってくださいましたけど、終演後、全員に全力で謝りました。今でもあのときのことを思い出すと冷や汗が出ます(苦笑)。

――吉岡さんでもそんな失敗、するんですね(笑)。あと、今回の舞台で海外の劇作家や演出家などとお仕事をされたわけですけど、世界進出というか......今後、映画など海外の作品に出たいと思うことはありますか?

吉岡 海外の作品に出演できることがあればとても光栄なことですが、それ以上にこの間、アニメの声優に挑戦したとき(映画『空の青さを知る人よ』、2019年10月公開)、スペインの映画祭に行って、日本の作品を現地の人が楽しんでくださるのがものすごくうれしかったんです。だから今は、自分が海外に行くよりも、海外の人も喜んでくれるような日本の作品を日本人として作りたいという思いが強いです。

■2020年は原点を振り返る年に
――では吉岡さんにとって、2019年はどんな年でしたか?

吉岡 『FORTUNE(フォーチュン)』もそうですけど、ずっとやりたかった仕事をいくつもできた年です。

――その分、何か普段以上に努力を重ねたんですか?

吉岡 「舞台に出たい」とは常に言っていましたけど、とにかく目の前にある仕事を全力でやり続けることは意識していました。周りから「堅い」といわれても気にしません(笑)。もともとひとつひとつ真剣に取り組んだ先に自分のやりたいものが待っていてくれると思っているので、それが少しだけ形になったのかなと思います。

――周りからそんなに堅いって思われてるんですか?

吉岡 はい(笑)。いつも「もっと肩の力抜いたら?」と言っていただくんですが、なかなか......。なんでもさらっと余裕を持ってやれる人に憧れたりもするのですが、だめなんですよね~。暑苦しいスポ根体質からは、当分抜けられそうもないです(笑)。

――では最後に、2020年の目標を教えてください。

吉岡 ここ数年、ずっと慌ただしく過ごしてきていたのですが、最近、自分の中でちょっとだけ振り返る時間ができた気がします。だから、今までやってきた原点をもう一度見つめ直して、良かったことを丁寧にすくいとるような年にしたいです。そしてその分、またひと回り成長したいと思っています。

■吉岡里帆(YOSHIOKA RIHO)1993年1月15日生まれ 京都府出身無類の猫好きとして知られる。○出演舞台PARCO PRODUCE2020『FORTUNE(フォーチュン)』は2020年1月14日(火)~2月2日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演予定。その後、地方公演も。代表作は、ドラマでは連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)、『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)、『カルテット』(TBS)、『君が心に棲みついた』(TBS)、『健康で文化的な最低限度の生活』(関西テレビ)など、映画では『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ?』『パラレルワールド・ラブストーリー』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『見えない目撃者』など


取材・文/大野智己 撮影/新津保建秀 撮影プロデュース/清川あさみ

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最終更新:2019/12/23(月) 12:28
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