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住み続けたい都道府県ランキング2019! 3位大阪、2位福岡、1位は?

2019/12/25(水) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

 年を重ねるほど、「生まれ育った町を離れたくない」「住み続けたい」と思うようになる人は多いだろう。しかし、実のところ「移住したい」と考えている人が多い都道府県もあるようだ。では、どの都道府県では「住み続けたい」人が多く、一方でどこでは「移住したい」と思っている人が多いのか。

【「住み続けたい都道府県」11位~47位までのランキング表はこちら】

 各都道府県の住民へのアンケートによって「定住意欲度」を明らかにしたのが、ブランド総合研究所の実施した「都道府県『定住意欲度』ランキング」だ。

 このランキングは、ブランド総合研究所が今年初めて行った住民視点で地域の課題を明らかにする『地域版SDGs調査』によるもの。それでは早速、47都道府県の住民へのアンケートで分かった「都道府県『定住意欲度』ランキング」を見ていこう。

 ※アンケートはインターネットにて実施。1万5925人から回答を得た(一部を除き各都道府県から約340人)。調査時期は2019年7月12日~19日。住民に対し「今後も住み続けたいと思うか」という問いを投げかけ、「ぜひ住み続けたい」「できれば住み続けたい」「どちらでもない」「機会があれば他県に移住したい」「すぐにでも他県に移住したい」の5段階から1つを選んでもらった。回答はそれぞれ100点、75点、50点、25点、0点として全回答の平均を「定住意欲度」とした。

● 1位北海道、2位福岡県、3位大阪府 都道府県「定住意欲度」ランキング

 「都道府県『定住意欲度』ランキング」1位は、北海道で84.2点となった。2位は福岡県(80.6点)、そして3位は大阪府(78.3点)だった。

● トップ2の北海道、福岡県では 「住み続けたい」が驚異の8割超え

 上位にランクインした都道府県には、どんな特徴があるのだろうか。詳しく見ていこう。

 1位になった北海道は、60.3%が「ぜひ住み続けたい」、25.7%が「できれば住み続けたい」と答え、合計86%が住み続けたいと考えていることが分かった。全都道府県で「ぜひ住み続けたい」と回答した人の平均値は37.6%だったため、北海道はそれを20%以上も上回る驚異的な結果だ。

 しかし、世代によってその感覚には若干の違いも見られる。北海道在住の30代、40代、50代、60代では、「ぜひ住み続けたい」と回答した人の割合はすべて全国1位で、いずれも60%前後の数値となっている。しかし、20代に限っては「ぜひ住み続けたい」と回答した人が47.5%にとどまり、3位に沈んでいる。一体なぜ、このような差が生まれているのか。同調査を行ったブランド総合研究所の田中章雄社長はこう分析する。

 「20代はやはり都会にあこがれる人が多く、一度は北海道を出たいと思うのかもしれない。しかし、30代になって、家族ができたり、年を重ねたりするごとに北海道の良さに気づくのではないか」

 2位の福岡県についても見ていこう。「ぜひ住み続けたい」が49.7%、「できれば住み続けたい」が31.6%と、こちらも8割以上が住み続けたいと答えている。「移住したい」(「機会があれば」「すぐにでも」の合計)と答えた人は5.8%と全国で最も少なく、福岡県への帰属意識が強い人がいかに多いかがよく分かった。

● 定住意欲度は都会で高くなる傾向 宮崎県10位ランクインで大健闘のワケ

 今回、福岡県や大阪府、神奈川県など大きな都市を含む都道府県が数多く上位にランクインしているなかで、異彩を放っているのが10位の宮崎県だ。一体なぜ、宮崎県は上位に食い込めたのか。

 「宮崎県は“都道府県『幸福度』ランキング”で1位になっており、幸福度が高い県。多くの住民が幸せだと思える施策によって満足度が上がり、住み続けたいと思う人が多いのではないか」(田中社長)

 「うちの県は田舎だから、人口流出は仕方ない」と諦めるのではなく、宮崎県のような事例を細かに探っていくことが、住民が住み続けたいと思う町づくりにつながるのではないだろうか。

 (ダイヤモンド編集部 林 恭子)

ブランド総合研究所/ダイヤモンド編集部

最終更新:2019/12/25(水) 6:01
ダイヤモンド・オンライン

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