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「いきなり!ステーキ」大量閉店で、“肉マネー”パニックが続出

2019/12/26(木) 8:35配信

週刊SPA!

 かつて外食産業に革命を起こした「いきなり!ステーキ」に逆風が吹いている。12月下旬に、公式サイトの店舗ページに続々と【閉店のお知らせ】が掲示され、いま同店のファンたちに混乱が巻き起こっている。

 閉店に焦りを感じた人たちが、会員カードやアプリに入れた独自の電子通貨「肉マネー」を使い切らねばならないと最寄りの店舗に殺到しているのだ。いったい、どういうことなのか。

「ガイアの夜明け」では自信をのぞかせていたが…

 11月に発表された四半期決算時に「16億8500万円の特別損失を計上」が発表された時点で「いきなり!ステーキ」の経営を不安視する声はあった。しかし、その空気が消費者にも感じられ始めたのは12月上旬、いきなりステーキを運営するペッパーフードサービスの一瀬邦夫社長が店頭に顧客に向けた直筆メッセージを掲示した頃だった。

「お客様のご来店が減少しております。このままではお近くの店を閉めることになります」

 社長自らが直筆で来店を促すという前代未聞の事態に世間はざわついた。そして12月下旬になると、公式サイトの店舗ページに続々と【閉店のお知らせ】が出され、どの店も約1か月後に閉店する旨の発表が相次いだ。

 たとえば、2019年4月にオープンし、9月に放送された「ガイアの夜明け」(テレビ東京)でも取り上げられた「オイスターバー+ステーキ赤坂」もそのうちのひとつだ。番組内では、次々とオープンする競合の焼肉・ステーキ店に対し社長自らが考案した、異色の「牡蠣とステーキを楽しめる店」というコンセプトとして紹介され、社長はそのコンセプトにかなり自信を持っていたように見えた。

 しかし、そんな自信をもって出店した店も含め、約500店ある「いきなり!ステーキ」のうち44店を閉店するとあって、ネットでは「いきなり倒産」「いきなり不景気」といった皮肉な大喜利とともに、こんな声が続出した。

「まだ何万円分も肉マネーの残高があるのに……」
「いつどうなるかわからないので急いで肉マネーを消費しなければ」
「肉マネーを放出しにお店を訪れたら店内は超満員」

 そう、「いきなり!ステーキ」には独自のシステムがある。そのシステムによって消費者には大きな混乱が起きているのだ。

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最終更新:2019/12/26(木) 8:35
週刊SPA!

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