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近本、甲斐野、上茶谷、根尾......すべての選手が1軍デビューした、プロ野球12球団の「ドラフト1位」診断

2019/12/27(金) 6:10配信

週プレNEWS

2019年はプロ野球のドラフト1位ルーキー全員が1軍デビューを飾った。即戦力タイプから将来有望な素材型まで、さまざまな個性を持った"ドラ1"たちのルーキーイヤーを採点してみた(紹介はパ・リーグ、セ・リーグの今季の上位から)。

【西武・松本 航】75点 昨年のドラフトで唯一単独1位指名された即戦力右腕。日本体育大では総合力の高い投球を見せて、大学日本代表のエース格に。プロ入り後は開幕直前に肺炎で出遅れたが、7勝を挙げて菊池雄星(マリナーズ)の穴を一部埋めた。

ただ、防御率は4点台中盤と不安定で、強打線の恩恵を受けた感は否めないため、採点は辛めに。来季は本領発揮に期待したい。

【ソフトバンク・甲斐野 央】90点 日本一に貢献し、侍ジャパンにも招集された速球派リリーフ。65試合登板で26ホールド、8セーブを挙げた。

東洋大時代から際立った140キロ前後で落ちるフォークはプロでも十分に通用。三振の多くはこの決め球で奪った。シーズン終盤に息切れしたが、デビューから13試合連続無失点の新人記録を樹立するなどインパクトは絶大だった。

【楽天・辰己涼介】80点 ドラフト指名直後の記者会見で「まずは楽天カードをつくるところから始めたい」とコメントし、爆笑をさらったユニークなキャラクター。大学時から超一級だった強肩で首脳陣の評価を勝ち取った。

124試合に出場して打率.229と打撃では壁にぶつかったが、辛抱強く起用されたのは期待の表れ。将来トリプルスリー(3割・30本塁打・30盗塁)達成も夢ではない。

【ロッテ・藤原恭大】65点 3球団が1位指名したアスリート型外野手は、キャンプからアピール全開。開幕スタメンで好スタートを切ったかに見えたが、わずか6試合で.105の低打率でファーム落ち。2軍でも木製バットの打撃に苦慮した。

高校時代から肩やヒザを痛めるなど、故障が多かった。プロでは頑丈な体づくりをテーマに、雌伏の時間を過ごしている。

【日本ハム・吉田輝星】65点 2018年夏「金農フィーバー」を巻き起こした甲子園の星。スピン量の多い速球と要所で力を入れるギアチェンジ投法は、全国の高校球児の見本になった。

プロでは6月に広島戦で5回1失点の鮮烈デビューを飾ったが、以降3試合は3連敗。防御率12点台とプロの壁に当たった。来季はリリーフ構想もあり、資格を残した新人王獲得を狙う。

【オリックス・太田 椋】60点 3月の教育リーグで千賀滉大(ソフトバンク)から死球を受けて右腕を骨折し、3ヵ月も出遅れる災難。復帰後はファーム64試合で打率.258、6本塁打と一定の成績を残した。

定評のあった守備に加え、打撃も力強さを増している。シーズン終盤には1軍デビュー。坂本勇人(巨人)のようなスケール型遊撃手に、と期待は高い。

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最終更新:2019/12/27(金) 10:08
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