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世界的ブーム到来! 高コスパから自然派まで注目すべき“日本のオレンジワイン”4本。

1/7(火) 18:05配信

Pen Online

いま、世界的なブームを呼んでいるオレンジワイン。白ワイン用ブドウを皮から種までまるごと発酵させてつくったもので、つまり白ブドウを赤ワインのようにつくったワインのことだ。色素、渋み、香りの素となる物質が溶け込んでおり、色の濃さはさまざまだが、いずれもほのかなオレンジ色をしている。白ワインにはない複雑さがあり、赤ワインのような渋みがわずかに感じられる味わいが特徴だ。

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2019年は、日本のワイナリーでもオレンジワインをつくり始めるところが増え、かなりレベルの高いものも発売されている。そこで今回は、初心者向けから通好みまで、注目したい日本のオレンジワインを厳選して紹介する。

イタリアやジョージアの手法に倣い、素焼きの甕で発酵。

オレンジワインの原点に立ち戻ったワインとも言えるのが、この「QVEVRI 甕 ブラン 」。名前の通り、甕(かめ)で発酵させたワインだ。北海道札幌市にあるさっぽろ藤野ワイナリーでつくられた。野生酵母で発酵させ、亜硫酸は無添加だ。

色はわずかにくすんだオレンジ。オレンジやカリンのフレーバーに混ざって、ほのかにアプリコットの香りが立ちのぼる。時間とともにさまざまに表情を変えるワインだ。わずかに渋みがあるが、伸びやかな酸が続いていく余韻がとても優しい。

ジョージアの手法に倣ってオレンジワインをつくり、一大ムーブメントを起こしたと言われるイタリア・フリウリ地方のつくり手、パオロ・ヴォトピーベッチ。彼の言葉にヒントを得て、当時ワイナリーの醸造担当だった浦本忠幸さんがつくり始めたのがこのワインだ。ミュラー・トゥルガウとケルナーの2品種のブドウを使用している。

「野生酵母による発酵は、樽を使うとうまくいくがステンレスタンクだとうまくいかない。しかし樽を使うと樽の風味が移ってしまう。発酵容器はなにがいいのか模索していた時でした」と浦本さん。「ちょうど北海道を訪ねていたヴォトピーベッチが、フリウリではクヴェヴリという素焼きの甕で発酵させていると教えてくれたのです」。甕は北海道の斜里窯で焼いたものだ。イタリアと日本の文化が融合して生まれた、日本のオレンジワインの可能性を示してくれる一本だ。

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最終更新:1/7(火) 18:05
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