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アニメ「満月をさがして」で韓国声優が反日に逆行

1/9(木) 6:00配信

JBpress

 昨年は日韓関係が荒れに荒れた年だった。

 韓国大法院(最高裁判所)の強制徴用工判決を皮切りに、日本はホワイトリストから韓国を除外した。

 韓国ではそれに反発して日本不買運動が始まり、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)破棄通告へと発展した。

 GSOMIA破棄は結局延期されたものの、何かしらしこりが残る感じは否めない。

 日本の中でも嫌韓ムードが高まっているといえるが、韓国では日常的に反日運動が根づいてしまったように思える。

 日本への旅行は、いまだに他人の視線を憚らなければならない。たとえ仕事で行くにしても誰にも告げず行く人が多い。

 その方が後から陰口を叩かれなくてすむからである。

 そうした環境の中、日本の代表的なサブカルチャーであるアニメに関するクラウドファンディングが話題になった。

 日本の「満月(フルムーン)をさがして(以下、フルムーン)」というアニメの挿入歌を韓国語バージョンのアルバムで売り出すためのクラウドファンディングである。

 韓国では「月光天使」と訳され、放映された当時(2004~2005年)、かなりの人気があった。それを見て育った子供たちは今は大学生ぐらいの年齢になっている。

 当時「フルムーン」の韓国版の声優を担当していたイ・ヨンシン(女性)が梨花女子大学の学園祭(2019年5月)に呼ばれ「フルムーン」の挿入歌を歌ったところ、それを聞いていた女子大生たちが一斉に合唱をして盛り上がった。

 まだ、日本不買(NO JAPAN)運動は始まっておらず、日本のアニメに対する変な思い入れはなかった。

 予想以上の女子大生たちの熱狂ぶりを見て、イ・ヨンシンは、音源の発売をすることにした。

 イ・ヨンシンは以前から「フルムーン」の挿入歌を録音して売り出したいと思っていたところに女子大生たちの要請もあり、勇気を得たという。

 彼女の言い分では、版権所有会社(ソニーインタラクティブエンターテインメントコリア)から韓国での利用権を得るためには約3300万ウォン(約330万円)が必要だが、それを負担できず、今までCD発売ができなかったという。

 そこで、クラウドファンディングでお金を集めて著作権料とCD制作費用を賄い、3300万ウォンの目標を達成すれば追加でもう1曲入れられるということだった。

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最終更新:1/9(木) 7:30
JBpress

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